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防災・減災を推進 太田国交相に聞く

2012年12月29日

1229インタビュー.jpg現場に徹し課題に挑む
経済再生、震災復興加速へ

26日に発足した自民、公明両党連立による第2次安倍内閣で国土交通相として初入閣した公明党の太田昭宏氏(全国代表者会議議長)に、就任の抱負や重要課題への取り組みについて聞いた。

―今回の衆院選で国政復帰を果たし、国交相に就任したが。

太田国交相 党員、支持者の皆さまの絶大なご支援で勝利することができ、心より感謝申し上げます。この3年3カ月間、現場を回ることに徹してきました。庶民、中小企業、商店街、そして東日本大震災の被災地の悲鳴を聞き、「政治の急所が外れている」と痛感しました。新しい闘いの場をいただき、現場に徹した「急所を突く政治」で重責を全うする決意です。

―第2次安倍内閣の閣僚としての抱負は。

太田 安倍内閣の重要課題は、景気・経済を再生すること、被災地の復興を加速すること、防災・減災をはじめとする危機管理を構築することです。その実現に向けて現場でしっかり仕事をするのが、公明党の役割です。国土交通行政を預かる身として、特に防災・減災ニューディール政策を推進する先頭に立ちたいと思います。

さらに、震災から二度目の冬を迎える中、被災地で本当に悩んでいる方々が復興の加速を実感できるように全力で取り組んでいきます。

中央道 富士吉田線、無料に

2012年12月29日

1月1日から渋滞緩和策で 太田国交相が指示

中央自動車道・笹子トンネルの天井板崩落事故で付近が通行止めになっている事態に対し、中日本高速道路は28日、迂回路の交通分散対策として中央道富士吉田線(大月インターチェンジ―河口湖インターチェンジ)を来年1月1日から無料にすると発表した。

現在、迂回路になっている国道では交通渋滞が頻発しており、太田昭宏国土交通相(公明党)が27日、地元・山梨県から交通分散対策の要望を受けたことを踏まえ、中日本高速道路に対策検討を指示し、実施の運びとなった。

笹子トンネルの事故は2日に上り線で発生し、上下線とも通行止めになった。中日本高速道路は、事故が起きていない下り2車線を対面通行にすることで29日午後に仮復旧する見通しを示している。その上で年末年始の渋滞のピークを迎える1月2日には、対面通行箇所を先頭に45キロの渋滞が発生し、この区間の通過に4時間半かかると予測。富士吉田線の無料化で迂回を促進し、渋滞を緩和する。

第2次安倍内閣が発足

2012年12月27日

経済、復興進め危機突破
政策で結果出す重厚な布陣
公明から太田国交相

自民、公明両党連立による第2次安倍内閣は26日夜、発足した。自公両党は3年3カ月ぶりの政権復帰で、東日本大震災からの復興や景気の立て直しに全力を挙げる。これに先立つ衆参両院本会議で行われた首相指名選挙では、自民党の安倍晋三総裁を第96代首相に選出。26日夕、安倍氏は公明党の山口那津男代表と首相官邸で党首会談を行った後、組閣した。公明党から太田昭宏氏が国土交通相として入閣した。

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