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輸出促す港湾整備を
自動車の積込作業視察
名古屋港で太田国交相
太田昭宏国土交通相(公明党)は28日、愛知県東海市の名古屋港新宝ふ頭にある名港センターを訪れ、工場で生産された自動車を輸出船に積み込む作業を視察した。魚住裕一郎、荒木清寛、伊藤渉、新妻秀規、中川康洋の衆参国会議員、東海市議らが同行した。
同センターは広さ約50万平方メートル、約2万5000台の自動車を収容できる国内最大級の輸出車両の積み出し基地。同ふ頭には、一度に約6000台の自動車を積載できる大型自動車専用船が接岸でき、ここから北米や欧州、中近東などに年間、約172万台の自動車を輸出している。
この日、太田国交相は、1500台の自動車を3班に分け手際よく輸出船に積み込む作業工程を視察。車両は輸出先の港で順序よく降ろせるように停車場所が決められ、10センチ間隔で船内に効率的に積み込まれているなどの説明を受けた。
視察を終え、太田国交相は「経済の発展には物流が重要であり、日本一の貿易黒字額を誇る名古屋港の役割は極めて大きい。自動車輸出をはじめ海上輸送の基盤となる港湾整備の充実を促進したい」と述べた。
大規模水害に万全の備え
公明党東京都本部(高木陽介代表=衆院議員)は25日、衆院第2議員会館で大規模水害対策プロジェクトチーム(PT、本部長=竹谷とし子参院議員)の初会合を開き、東京の大規模水害対策について意見交換した。太田昭宏国土交通相(公明党)が出席した。
太田国交相は、関東・東北豪雨で茨城や栃木をはじめ、宮城、福島の各県で水害被害が発生したことから、今後、水害から東京をどう守るかが重要だと指摘。都内を流れる荒川、江戸川、多摩川の水害対策として「流域の各区で連携を取っていかないといけない」と力説した。竹谷本部長は現場の声を踏まえた対策を進めたいと強調。国交省からは荒川と多摩川の大規模水害の想定と対策についての説明があった。
五輪へ選手支援を強化
国の基本方針策定で
太田国交相らトレセン視察
太田昭宏国土交通相(公明党)は24日、遠藤利明五輪・パラリンピック担当相と共に、2020年東京五輪・パラリンピックに向けた国の基本方針策定を進めるため、東京都北区にあるトップアスリートの強化拠点「味の素ナショナルトレーニングセンター」と「国立スポーツ科学センター」を視察した。党文部科学部会の浮島智子部会長(衆院議員)が同席した。
太田国交相らは、両センターにおける選手強化の取り組みなどを聞いた後、低酸素トレーニング室など最新の練習施設を視察。バドミントン日本代表の練習場へ行き、関係者を激励し、意見交換した。
視察後、太田国交相は、東京五輪・パラリンピック成功は練習施設の機能拡充などによるアスリートの強化が不可欠と強調。「支援すべきものは支援し、トップアスリート強化に拍車を掛けていきたい」と語った。
交通アクセス改善を
埼玉・飯能市長、西田氏らが要望
太田国交相に ムーミンパーク開業で
太田昭宏国土交通相(公明党)は17日、国交省で埼玉県飯能市の大久保勝市長と市議会公明党から観光振興に関する要望を受けた。党埼玉県本部の西田実仁代表(参院議員)が同席した。
同市では2017年、フィンランドの作家トーベ・ヤンソンが生んだキャラクター「ムーミン」の世界を体験できるテーマパークが開業予定。
席上、大久保市長は「ムーミンファンは世界中に大勢いる。地方創生に最大限活用していきたい」と強調し、(1)官民協働型の観光推進体制(DMO)の導入支援(2)周辺の道路整備と公共交通機関の充実―などを要望。太田国交相は理解を示した。
救援・復旧に全力尽くす