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空港を防災拠点に

2014年2月27日

衆院予算委分科会の質疑

第8分科会で大口善徳氏は、羽田、成田両空港の航空需要が増える中、富士山静岡空港を「(首都圏の)防災拠点として活用すべきだ」と強調。これに対し、太田昭宏国土交通相(公明党)は、同空港が「南海トラフ地震や首都直下地震で防災拠点として果たす役割は大きい」との考えを示した。

大口氏は、伊豆地方の観光振興などに向け、伊豆縦貫自動車道の早期整備を訴えるとともに、世界文化遺産に登録された三保の松原の保全へ支援を求めた。

2015年にも 東京五輪ナンバー

2014年2月26日

全国の希望者に交付へ
国交省

太田昭宏国土交通相(公明党)は25日の閣議後の記者会見で、2020年の東京五輪・パラリンピック開催への機運を盛り上げるため、特別デザインのナンバープレートを15年にも全国の希望者に交付する計画を明らかにした。

自動車用のナンバープレートを特別にデザインするのは初めて。交付は20年末ごろまでの期間限定で、好きな番号を選べる「希望ナンバー制」の一環として実施する。通常の交付料金に加え、デザイン料や数百円の寄付金などを支払えば、特別デザインで希望の番号が入ったナンバープレートを手に入れることができる。

新規登録のほか、既存のプレートとの交換にも応じる。寄付金はバスのバリアフリー化など、公共交通サービス向上の取り組みに充てる考えだ。

国交省は、デザインや寄付金の額・使途などを検討するため、高木毅国交副大臣を本部長とする実施本部を設置し、27日に初会合を開く。太田国交相は「五輪をめざして気持ちが前向きになるようなデザインがいい」と述べた。

釧路港(国際バルク戦略港湾)の整備急げ

2014年2月26日

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市長が太田国交相に要望
農業、酪農を活性化
佐藤(英)氏らが同席

太田昭宏国土交通相(公明党)は25日、国交省で北海道釧路市の蝦名大也市長らから、国の「国際バルク戦略港湾」に指定された釧路港の早期整備などについて要望を受けた。公明党の佐藤英道衆院議員と道議、市議が同席した。

国際バルク戦略港湾は、バラ積み(バルク)の大型貨物船舶の拠点として国が集中投資する港湾。「穀物」分野で選定された釧路港は、酪農などが盛んな北海道東部を抱え、北米からトウモロコシを大量に輸入するなど国際海上輸送の拠点港の役割を担っている。

課題は、岸壁の水深が浅いなど港湾施設の整備が不十分で、積み荷を満載した大型船舶が入港できないこと。今後、水深が深い岸壁が整備され、大型船舶が入港できるようになれば、約20%の経費を節減できるという。

こうした状況を踏まえ、要望では(1)釧路港の早期整備(2)釧路港の「特定貨物輸入拠点港湾」指定(3)施設整備での地方負担軽減――などを求めた。

これに対して、太田国交相は、釧路港の施設整備は、農業や酪農など第1次産業の活性化に重要であるとの認識を示した。

地下鉄8号線 整備早く

2014年2月25日

東京五輪の開催見据え
木内都議らが同席 区長が国交相に要望
東京・江東区

太田昭宏国土交通相(公明党)は18日、国交省で東京都江東区の山﨑孝明区長から、東京地下鉄8号線(豊洲〜住吉間)の整備事業に関する要望を受けた。都議会公明党の木内良明議員、区議会公明党の高村直樹幹事長らが同席した。

この事業は、東京メトロ有楽町線の豊洲駅から北側に延伸して、半蔵門線、都営新宿線の住吉駅までの約5・2キロを結ぶ計画。

席上、山﨑区長は、2020年東京五輪の開催に関し、区内で全28競技のうち15競技が行われ、全37競技場のうち17競技場が整備されるなど、「臨海エリアに集中している」と強調した。

その上で、「観客などの移動を考えれば、拠点となる豊洲駅からの南北交通は必要」と述べ、五輪開催に間に合うよう早期整備を求めた。

これに対し、太田国交相は「(この事業が)重要なことは間違いない」と述べ、都と連携を取り、前向きに検討する考えを示した。

原発避難者 高速無料延長へ

2014年2月23日

常磐道の一部再開通式で表明
太田国交相

太田昭宏国土交通相(公明党)は22日、福島県広野町で開かれた、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の影響で通行止めになっていた常磐自動車道広野インターチェンジ(IC)―常磐富岡IC間の再開通式典に出席し、あいさつした。

この中で太田国交相は、福島第1原発事故による避難者を対象とした高速道路の無料化措置について「来年3月31日まで延長する案で調整に入るよう事務方に指示した」と述べ、1年間の延長を行う方針を表明した。

同無料化措置は、原発事故後に設定された警戒区域に居住していた住民や自主避難している母子らを対象に実施しているが、来月末で期限切れとなる予定だった。

これに対して公明党は無料化措置の延長を強く主張。党東日本大震災福島県復興加速化本部と党神奈川県本部の「3・11を忘れない 防災・減災プロジェクト」が今月7日に太田国交相に申し入れを行うなどしていた。

このほか太田国交相は、常磐道の南相馬IC―相馬IC間で全車両を対象に実施している無料化措置に関しても、相馬IC―山元IC間が開通するまで延長する考えも示した。

一方、再開通式典には赤羽一嘉経済産業副大臣、浜田昌良復興副大臣、甚野源次郎県議(いずれも公明党)らが参加。式典終了後、参加者らは福島第1原発から20キロ圏内にある再開通区間を試走し、近隣住民らの利便性向上や常磐道と並行する国道6号の渋滞解消に期待を示した。

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