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釧路港(国際バルク戦略港湾)の整備急げ

2014年2月26日

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市長が太田国交相に要望
農業、酪農を活性化
佐藤(英)氏らが同席

太田昭宏国土交通相(公明党)は25日、国交省で北海道釧路市の蝦名大也市長らから、国の「国際バルク戦略港湾」に指定された釧路港の早期整備などについて要望を受けた。公明党の佐藤英道衆院議員と道議、市議が同席した。

国際バルク戦略港湾は、バラ積み(バルク)の大型貨物船舶の拠点として国が集中投資する港湾。「穀物」分野で選定された釧路港は、酪農などが盛んな北海道東部を抱え、北米からトウモロコシを大量に輸入するなど国際海上輸送の拠点港の役割を担っている。

課題は、岸壁の水深が浅いなど港湾施設の整備が不十分で、積み荷を満載した大型船舶が入港できないこと。今後、水深が深い岸壁が整備され、大型船舶が入港できるようになれば、約20%の経費を節減できるという。

こうした状況を踏まえ、要望では(1)釧路港の早期整備(2)釧路港の「特定貨物輸入拠点港湾」指定(3)施設整備での地方負担軽減――などを求めた。

これに対して、太田国交相は、釧路港の施設整備は、農業や酪農など第1次産業の活性化に重要であるとの認識を示した。

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