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建築設備士の認知度向上
党懇話会が初会合 関係団体と議論
公明党の設備設計に関する議員懇話会(会長=石田祝稔政務調査会長)は27日、衆院第2議員会館で初会合を開き、建築設備の設計などを建築士に助言する建築設備士の役割などについて、日本設備設計事務所協会連合会(日設事連、西田能行会長)と意見を交わした。同懇話会顧問の太田昭宏全国議員団会議議長、北側一雄副代表らも出席した。
冒頭、あいさつに立った石田政調会長は、「皆さまの声を基に、必要な施策を具体的に進めていく」と強調した。
西田会長らは、建築設備士について「エネルギー消費効率の向上や防災・減災、地球環境保全などに取り組んでいる。社会的認知度をさらに高めたい」と述べ、より働きやすい環境づくりへの協力を求めた。
国の柱に「大衆福祉」
公明党の太田昭宏全国議員団会議議長は27日、さいたま市で党さいたま総支部(総支部長=上三信彰市議)が開いた矢倉克夫参院議員の国政報告会に出席。「全世代型の社会保障」が2018年度予算の骨格になっていることに触れ、「公明党が一貫して進めてきた大衆福祉が国の柱になった」と述べるとともに、未来をつくるのが政治家の役割だと力説した。
7月22日まで延長された今国会について、太田議長は、働き方改革関連法案や受動喫煙対策を強化する健康増進法改正案などの重要法案の成立に全力を尽くし、国民のために責任を持って結果を出すと語った。
矢倉氏は、議員立法としてヘイトスピーチ(憎悪表現)の解消推進法の成立をリードし、被害者から感謝されたことを踏まえ、「未来への希望にあふれる社会を実現する」と訴えた。
安全・安心なハイヤー・タクシー守る
災害時は"命の道"に
公明党の太田昭宏全国議員団会議議長は24日、熊本県阿蘇市内で行われた「滝室坂トンネル(仮称)着工式」に出席し、くわ入れを行うとともに、工事現場を視察した。
江田康幸衆院議員、河野義博参院議員、城下広作、氷室雄一郎両県議が同行した。
同トンネル(約4.8キロ)は、熊本市と大分市を結ぶ中九州横断道路の一部となる国道57号滝室坂道路(約6.3キロ)の主要部分。2012年7月の九州北部豪雨の影響で斜面崩落した滝室坂地区の防災対策とともに、安全性の向上や物流の効率化、観光促進などが期待されている。
太田議長が国土交通相時代に熊本県の蒲島郁夫知事らから要望を受け、事業化していた。
視察後、太田議長は「熊本、大分両県の念願だったトンネルが着工してうれしい。災害時の"命の道"でもある。引き続き、早期開通へ後押ししたい」と語った。