活動ニュースNEWS

中央道 富士吉田線、無料に

2012年12月29日

1月1日から渋滞緩和策で 太田国交相が指示

中央自動車道・笹子トンネルの天井板崩落事故で付近が通行止めになっている事態に対し、中日本高速道路は28日、迂回路の交通分散対策として中央道富士吉田線(大月インターチェンジ―河口湖インターチェンジ)を来年1月1日から無料にすると発表した。

現在、迂回路になっている国道では交通渋滞が頻発しており、太田昭宏国土交通相(公明党)が27日、地元・山梨県から交通分散対策の要望を受けたことを踏まえ、中日本高速道路に対策検討を指示し、実施の運びとなった。

笹子トンネルの事故は2日に上り線で発生し、上下線とも通行止めになった。中日本高速道路は、事故が起きていない下り2車線を対面通行にすることで29日午後に仮復旧する見通しを示している。その上で年末年始の渋滞のピークを迎える1月2日には、対面通行箇所を先頭に45キロの渋滞が発生し、この区間の通過に4時間半かかると予測。富士吉田線の無料化で迂回を促進し、渋滞を緩和する。

facebook

Twitter

Youtube

トップへ戻る