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荒川に緊急用船着場

2018年7月25日

20180725_8.jpg災害時 物資運搬の拠点担う
東京・墨田区

東京都墨田区の荒川の下流域にこのほど、大規模災害時に陸路が封鎖された際、水路を利用して物資の運搬を円滑にする緊急用船着場が、国土交通省荒川下流河川事務所によって整備された。

完成した船着場は、最大500トンの船が復旧資材や支援物資を運搬することを想定し、約1600平方メートルの広さを確保。積み降ろしたものは、隣接する緊急用河川敷道路で運搬される。

また、荒川は満潮時と干潮時の水位の差が約2メートルあるため、どの水位にも対応できるよう船着場の岸壁の高さは3段階に設定されている。さらに、緊急時に自衛隊の水陸両用車が出入りできるようスロープも設置されている。

同区は住宅密集地が多く、災害時には陸路が封鎖される恐れがあるため、区議会公明党(大越勝広幹事長)と加藤雅之都議が連携し、太田昭宏国交相(当時)に墨田区内へ緊急用船着場の整備を要望していた。

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