街頭(ベビーカー)街頭で演説していると、ベビーカーを押す若いお母さんによく出会います。またお父さんがベビーカーを押しているご夫婦も見かけます。

私が「ベビーカーのマークは以前はバラバラでしたが、今年3月に統一しました。これからも一層普及させるために努力します」と言うと、「以前は満員の電車やバスにベビーカーで乗ると怒鳴られたことがありますが、マークのおかげで理解が広がりました」「ベビーカーが邪魔者扱いされなくなって助かっています」という声が返ってきます。

マーク(ベビーカー,マタニティ)このマークは、それまではスカート姿の女性がベビーカーを押すデザインが多かったのですが、男性もベビーカーを押すことを考え、男性にも女性にも見られるようにズボン姿のデザインにしたのが大きな特徴です。

私は国交大臣に就任以来、ベビーカーマークの統一のほかにも、高速道路のサービスエリアや鉄道、バスなど公共交通でマタニティーマークの普及も進めました。妊婦さんからは「妊婦であることが分からない妊娠初期でも、マークのおかげで気持ちよく席を譲ってもらえるので助かります」「妊婦は足下が見づらいので、少しの段差でも危ない。周りから気を遣ってもらって助かります」という声を何度も聞きました。

ベビーカー新マークの公表のサムネイル画像このような取り組みによって、社会全体で妊婦さんや子育て中のご夫婦、赤ちゃんを支え、温かく愛情をもって見守っていくという「心のバリアフリー」を広げていくことが大事だと思います。

バリアフリーのまちづくりと「心のバリアフリー」を進め、子育てしやすい温かい社会をつくるため、これからも取り組んでいきます。

詳しくは、ピックアップレポートをご覧ください。
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プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任。前公明党代表、前党全国議員団会議議長、元国土交通大臣、元水循環政策担当大臣。

現在、党常任顧問。

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