kamininoroware.jpg「池袋ウエストゲートパークXIX」――。次々と変貌する社会。その現場で出てくる新たな事件。マコトとタカシが痛快に解決するシリーズ第19弾。私にとってなじみの大塚、池袋、常盤台などが出て来て実感が増す。

「大塚ウヰスキーバブル」――。JR大塚駅南口の商店街にあるお気に入りバーに来たマコト。そこに来た半グレ風の男は、国産のヴィンテージウイスキーを買い漁っているウイスキーバイヤー。なんと今はウイスキーバブル。響の30年物は今では100万円だという。バーの親父はなんと1本8000万という高値のついたウィスキーを持っており、脅しをかけられていた。

「<私生(サセン)>流出」――。推し活ブームのなか、私生活を追い回し過激な推し活をする危険なファンの私生(サセン)。芸能事務所の女社長から2人の悪質な私生に手を焼いていると相談を受ける。

「フェイスタトゥーの男」――。板橋区、豊島区、練馬区で三件立て続けに発生した連続強盗団。一日あるいはほんの2、3時間で100万もゲットする闇サイトの高額バイトに小心の若者が巻き込まれ、あげくに監禁される。タカシの腕が冴えわたる。

「神の呪われた子」――。神自身の生まれ変わりという天国の木教会。教祖は54歳。本や会費、高額有料イベントなどで金を集める上に、17、18歳の女性を妃候補として選抜するやりたい放題。宗教2世の切羽詰まった声をマコトが聞き立ち上がる。

プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任。前公明党代表、前党全国議員団会議議長、元国土交通大臣、元水循環政策担当大臣。

現在、党常任顧問。

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