キラーストレス  NHKスペシャル取材班.jpgストレス社会から心と体をどう守るか。世界では、科学的方法でストレスに立ち向かおうという意識革命が始まっている。脳科学、心療内科等々で大きな進展があり、企業内でも取り入れが始まっている。

ストレスとは何か。ストレスとは「変化」である。配偶者の死、会社の倒産、多忙による身の過労は勿論、家族が増えたり、引っ越しもストレスとなる。

最新の科学は、その詳細なメカニズムを明らかにする。「ストレス反応を起こす引き金となるのは扁桃体」「"支配―従属"の関係でストレスは生み出される」「ストレスホルモン『コルチゾール』」「体をむしばむストレスの暴走」・・・・・・。そこでどう対応するか。3つ提示される。「脳を変化させる運動と病を防ぐ食生活」「ストレスを観察し対処するコーピング」「世界の注目を浴びるマインドフルネス」だ。これまで、ストレス社会といいながら断片的知識で終わり、日常的に、しかも科学的に対処してこなかった。いいきっかけとなる本書の意味は大きい。

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プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任。前公明党代表、前党全国議員団会議議長、元国土交通大臣、元水循環政策担当大臣。

現在、党常任顧問。

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