活動ニュースNEWS

住宅とまちづくり急ぐ

2013年3月11日

岩手県0311.jpg岩手・宮古市太田国交相 岩手の復興事業を調査

太田昭宏国土交通相(公明党)は10日、2年前の東日本大震災で甚大な津波被害を受けた岩手県宮古市などを訪れ、復興事業の進捗状況を調査した。

太田国交相は宮古市の田老地区で、山本正徳市長から防災集団移転促進事業などのまちづくりの進捗状況を聴取。防潮堤をかさ上げした上で、浸水被害の危険性が高い区域には水産加工施設や商業施設、公園を整備する一方、住宅は高台に移転し、285世帯の復興住宅を整備する計画の概要を聞いた。

さらに太田国交相は仮設住宅の住民とも懇談。復興住宅の早期建設を望む声を聞き、「1週間でも10日でも早くできるよう急ぎたい」と語った。

視察後、太田国交相はJR山田線の復旧に関して「まちづくりと一体であれば国として支援できる」と表明。復興事業の本格化で必要となる生コンクリートを製造するプラントの建設について「三陸縦貫道の工事に合わせ、宮古と釜石に国でつくる」と述べた。

このほか、太田国交相は、県が"復興道路"に位置付ける国道106号「宮古盛岡横断道路」(延長約100キロメートル)のうち、10日に供用開始した「簗川道路」(延長6.7キロメートル、盛岡市)の開通式典に出席。達増拓也県知事と懇談し、復興に関する要望を受けた。

facebook

Twitter

Youtube

トップへ戻る