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"声なき声"に応えたい

2013年7月16日

仮設住宅0716.jpg仮設住宅で原発避難者と懇談
太田国交相
福島・会津若松市


「声なき声に耳を傾けたい」―。太田昭宏国土交通相(公明党)は15日、福島県会津若松市で東京電力福島第1原発事故で故郷を追われた同県大熊町の町民が暮らす仮設住宅を訪れ、話を聞いた。同住宅で生活する公明党の伊藤昌夫町議が同行した。

第1原発が立地する同町は現在も全町避難が続き、役場を置く同市でも、多くの住民が仮住まいで"三度目の夏"を迎えている。

懇談会の参加者は、「震災から2年4カ月がたち、精神的にも肉体的にも疲弊し切っている」「自由に寝られる生活が早くしたい」などと訴え、災害公営住宅の早期整備を求めた。また、津波で家が流された地区の住民は、家屋被害が東電賠償の対象外になっているため「自宅再建ができない」と訴えた。ある婦人は、制度改善などの願いをしたためた手紙を太田国交相に手渡した。

太田国交相は「帰って早速打ち合わせをし、要望に応えていきたい」と語っていた。

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