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海岸堤防に液状化対策

2013年11月25日

高知 1125.jpg太田国交相が起工式に出席 津波避難で黒潮町視察も
高知県

太田昭宏国土交通相(公明党)は24日、高知県土佐市で行われた直轄高知海岸堤防耐震・液状化対策事業「新居工区起工式」に出席するとともに、南海トラフ地震で最大34メートルの津波が想定されるなど対策が急がれる黒潮町を視察した。これには公明党の石田祝稔衆院議員、黒岩正好県議も同行した。

同事業は、地震に伴う液状化による堤防の沈下や変形を抑制するのが目的で、3月には高知市春野町の「仁ノ工区(1589メートル)」が完成している。今回起工したのは、これに続く1710メートルの区域で、鋼管杭や二重矢板を地中に打ち込む工法で対策を行う。太田国交相は「粘り強い構造の堤防に改良することで、津波対策に大きな効果がある。高知県のように長い海岸線の工事はスピードが大事だ」と語り、早期完成をめざす考えを強調した。

この後、太田国交相は黒潮町役場佐賀支所で、大西勝也町長らと津波対策について意見交換。

幹線避難道の整備など5項目の要望を受けた太田国交相は、「住民が高い場所に避難できる"命の山"を確保する必要性を強く感じる。今国会で成立した南海トラフ地震対策特別措置法の活用なども検討してほしい」と語った。

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