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復興道路 早期開通へ

2014年4月26日

太田国交相が発表
2016〜18年度に9区間


太田昭宏国土交通相(公明党)は25日、閣議後の記者会見で、東日本大震災発生後に「復興道路」「復興支援道路」と位置付けて早期開通をめざしている、三陸沿岸道路や相馬福島道路などの9区間(合計約80キロ)が2016〜18年度にかけて開通する見通しと発表した。


このうち、三陸沿岸道路の山田―宮古南インターチェンジ(IC)、田老北―岩泉龍泉洞ICなど5区間(合計約42キロ)は、震災後の11年11月に事業化。通常ならば開通に14年程度かかる規模の道路だが、事業化から開通まで6、7年で達成となる予定だ。太田国交相は「復興加速に力を入れたいということの表れ」と述べた。


今回の決定によって、すでに開通した区間も含めると、復興道路と復興支援道路の総延長584キロの約6割に当たる327キロの見通しが立った。


太田国交相は「ゴールデンウイーク前に見通しを示すことによって、東北を元気づけたいという思いで発表した。さらに復興に実感が得られるように力を入れたい」と話した。


また、太田国交相は会見の中で、国が管理する空港の運営を民間に委託する地方空港の第1号について、仙台空港に正式決定したと発表。「他の空港の先行事例として大いに期待している」と述べた。仙台空港の委託先は、15年8月ごろに決め、16年3月までに委託する方針。

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