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日中韓 観光相会合を再開

2014年11月17日

太田国交相が李局長と確認


【上海時事】太田昭宏国土交通相は16日、中国上海市で国家観光局の李金早局長と会談し、日中韓観光相会合の早期再開を確認した。同会合は日中、日韓関係が冷却化する前の2011年を最後に開催されていない。


太田国交相によると、年内開催は困難だが、「できるだけ早く」行うことになったという。また、太田国交相が李局長の訪日を招請し、局長は快諾した。


中国側の積極的な対応は、アジア太平洋経済協力会議(APEC)の際の日中首脳会談実現を受け、実務的な分野では両国の協力を進める意思の表れとみられる。


双方はまた、観光交流の拡大に向け、合同のイベントなどを行うことで一致した。太田国交相は20年の東京五輪に向けて、共同プロモーションを提案した。


日本政府は先に中国人向けのビザ(査証)の発給要件緩和を発表するなど、中国人の訪日観光拡大に力を入れている。中国人観光客は昨秋以来、増え始め、日本政府観光局によると、今年は9月までに前年同期の8割増の約179万人に達している。

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