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離島振興と観光推進へ

2015年7月19日

公明新聞 佐渡0719.jpg
太田昭宏国土交通相(公明党)は17、18の両日、離島振興と観光推進に向けて新潟県佐渡市内を視察した。これには同市の甲斐元也市長と、公明党の山田伸之市議が同行した。


このうち、史跡・佐渡金山で太田国交相は、岩盤から金を採掘する坑内労働の様子を江戸時代にさかのぼって再現した展示コースを見学。担当者から「佐渡金銀山」として世界遺産登録をめざす活動について話を聞いた。


また、自然に近い生息環境でトキの生態を観察できる「トキふれあいプラザ」では、職員からトキの保護増殖や野生復帰の取り組みを聴取。この後、放鳥されたトキの成育を見守る本多栄さんと野生のトキを観察した。


一方、太田国交相は、同市の玄関口の一つである小木港を訪問。職員から、大型船が接岸できる耐震岸壁の整備など、観光客の誘致を促進するための要望を聞いた。


今後のさらなる活性化策をめぐり、甲斐市長らと意見を交わした太田国交相は、佐渡の豊かな自然環境にも言及しながら「人が集まる観光地の条件とされる"見る物""買う物""食べる物"がそろっている」と強調。甲斐市長から、(1)国境離島の保全・振興を図る財政措置制度の制定(2)航空路の維持・拡充(3)港湾整備の推進(4)離島のための公共事業予算の確保―などの要望を受けたのに対し、「関係省庁とも連携して、さらに努力していく」と述べた。

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