太田あきひろです。
10日からの三連休、地域行事が活発に行われています。幼稚園や小学校や町会の運動会、展示会、歌や踊りの地域行事、校庭を使っての地域交流イベント、あだち区民まつり、さらには公園での植木市、商店街のパレード・・・。
秋晴れのなか多くの方々にご挨拶をしたり、懇談させていただいています。
運動会では引っぱり出されて、玉入れをしたり、綱引きをしたり。やるとつい力が入って、ムキになってしまうのは誰もが同じでしょうか。
民主党政権がスタートしましたが、「景気・経済に関心がない」と思える程の姿勢に危機感を覚えます。
民主党の景気・経済への無関心さに「荒波のなかで、船の中の船室の部屋割りの検討ばかりしている」と評した人がいます。補正予算の一部凍結で2.5兆円とか、もっと削れということばかりやっていますが、100年に1度と言われる経済危機の非常事態は続いています。世界各国はこぞって、その克服に全力を挙げています。だから今年の4月2日に行われたG20(ロンドン)では、恐慌寸前との懸念があるとし、「財政出動等あらゆる行動をとる」ことを確認しました。
これに基づいた景気・経済対策として打ったのが、今年の第1次補正予算で、予算額15.4兆円。これで世界並み、そして日本が危機脱出の命綱としたのが、この第1次補正予算です。
9月24、25日のピッツバーグでのG20は、ロンドンサミット以降の進捗をレビューした上で、「強固で持続可能かつ均衡ある成長のための枠組み」で合意。
米国など経常収支の赤字国には「輸出部門強化、民間貯蓄増強、財政再建」などを要請し、日本、中国など黒字国には「内需・投資拡大、金融市場歪み是正」などを要請するという新段階への合意ができたわけです。
それなのに、なんと日本だけが補正予算の一部凍結、予算を削る――まさに逆噴射です。
これでは景気の腰折れ、税収不足をきたすことが予想され、どういう政策を採るか不安が充満しているがゆえに、企業は設備投資をやめ、企業マインドが落ちるという現象がすでに起きています。
生活を守る――その基盤は、この100年に1度の非常時の認識の上から景気・経済対策を世界の協調と合意に基づいて築き上げることです。難題の多い日本、しっかりした政策こそ重要です。
こどもニート(就労経験がなく、ひきこもりと瓜二つになる)に、先祖がえり型、直行型、未成熟型の3つがあり、大人ニート(就労経験があり、多くはひきこもり風にならない)に、若者の一般的ニート、中高年ニートの2つがある。5つのタイプで神山さんは説明する。
数でいうと一般的ニートが約7割、中高年が約2割だという。克服には何が必要か。社会人に求められる協調性や社会性が養われていない。つまり「ホウレンソウ(報告・連絡・相談)」を意識するという基本だという。
「働かなくてもよいこどもの領域→移行期→働かなくてはならない大人の領域」を丁寧にたどらないといけない(就職指導を含む就職活動の準備と実践)と神山さんは言っていると思うが、それを親が決めつけたり、無神経に価値観を押しつけたり、もう1つ「引きこもり支援団体」が負の働きをしているという。
事例をひきながらの説明には説得力がある。
太田あきひろです。
いよいよ10月、秋の気配濃厚です。
3、4日と地元北区・足立区では、ふるさと北区区民まつりや運動会、党では3日に全国代表者協議会が行なわれました。
盛んな地域行事ですが、季節の変化を肌で感じます。先々週は地域の祭礼、先週は小学校の運動会、今週は区民まつりや幼稚園や小学校の運動会、いよいよ文化・芸術の秋らしい芸能大会や展示会も始まりました。多くの方々とご挨拶・懇談をさせていただきました。
新しい政権がスタートしましたが、現場から離れた硬直性や景気経済に対して、全く目配りのないことに危機感をもちます。
「生活を守り抜く」「地域を守り抜く」ために頑張ります。