百歳人生を生きるヒント  五木寛之著.jpg「人生50年」「60歳還暦」「人生70古来稀なり」――。それらを前提につくられてきた人類の価値観やシステム。それが今、ひっくり返って突然のように「人生100年時代」がやってきた。ここで意識を変えよう、恐れるに足らず、備えを共に考えてみよう。「百歳人生を生きるヒント」を85歳の五木さんが"つぶやき"、提示している。これまでの人生観や死生観の転換。新しい生き方、新しい哲学を打ち立てることだ。

「さあ準備をはじめよう」「"人生50年"から"人生100年"への大変換」「後半の人生は"下山"の思想」として50歳から10歳ごとに人生を見直す。「50代の事はじめ――長い下り坂を歩く覚悟、寄りかからない覚悟」「60代の再起動――群れから離れる覚悟、孤独の中で見えてくるもの、諦める(明らかに究める)」「70代の黄金期――60代にも増して生命の躍動感を覚える、学びの楽しさに目覚める、年代にあわせた食養生、幸せの期待値を下げる」「80代の自分ファースト――嫌われる勇気をもつ、周囲や群れの掟に迎合しないで自分に忠実に生きる、死の影を恐れない覚悟、明日のことを思い煩うな」「90代の妄想のすすめ――回想世界・郷愁世界に遊ぶ、見える世界から見えない世界の住人に」――。そして「この取るに足らない一日が百年つづいて、私たちの命を、次の次元にはこんでくれるかもしれないと思うと、この世もなかなか味わい深いものだと感じることができる」と語る。

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プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任。前公明党代表、前党全国議員団会議議長、元国土交通大臣、元水循環政策担当大臣。

現在、党常任顧問。

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