15日、2020年度第3次補正予算案が閣議決定されました。歳出規模は19兆1761億円。3本の柱となっており、「新型コロナウイルス感染症の拡大防止策に4兆3581億円」「経済構造の転換・好循環の実現に11兆6766億円」「防災・減災、国土強靱化に3兆1414億円」です。来年1月の通常国会に提出し、早期の成立をめざします。

■12月16日付 公明新聞記事

コロナ拡大防止策 強化 
脱炭素、デジタル化 
経済構造の転換支援 
国土強靱化も推進 
21.8兆円追加歳出

政府は15日午後の臨時閣議で、2020年度第3次補正予算案を決定した。一般会計の追加歳出は21兆8353億円。▽新型コロナウイルス感染症の拡大防止策に4兆3581億円▽ポストコロナに向けた経済構造の転換に11兆6766億円▽防災・減災、国土強靱化の推進など安全・安心の確保に3兆1414億円――を充てる。公明党が11月24日に政府へ提言した内容や国会論戦での主張を反映した。

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感染拡大が続く新型コロナへの対応策では、病床確保など医療提供体制を強化するため、都道府県向けの「緊急包括支援交付金」に1兆3011億円を増額。ワクチンの接種体制整備・接種の実施には、5736億円を支出する。

営業時間の短縮要請に応じた飲食店への協力金など、自治体独自の事業に使える「地方創生臨時交付金」には、1兆5000億円を追加する。

経済構造の転換や好循環の実現では、温室効果ガス排出の実質ゼロに向けた技術革新や企業の研究開発を支援する2兆円の基金を設ける。省エネルギー性の高い住宅の購入などを支援する「グリーン住宅ポイント制度」の創設には、1094億円を用意。自治体のデジタル化を推進するため、1788億円を措置する。

経営転換に取り組む中堅・中小企業へ最大1億円を手当てする「事業再構築補助金」新設のために1兆1485億円を計上。中小企業・小規模事業者の資金繰り支援には、3兆2049億円を上積みする。

雇用調整助成金の特例措置を来年2月末まで延ばすため、5430億円積み増すほか、緊急小口資金などの特例貸し付けの申請期限を来年3月末まで延長する費用として4199億円を確保。観光需要喚起策「Go To トラベル」に1兆311億円、飲食店支援策「Go To イート」に515億円を上乗せし、それぞれ来年6月末まで延長する。

不妊治療の助成拡充に関しては、夫婦合算で730万円未満としていた所得制限を撤廃。2回目以降の助成額の上限も1回目と同様の30万円に引き上げる。

防災・減災、国土強靱化では、11日に閣議決定した「5か年加速化対策」に基づき、貯留施設の整備や避難体制の強化など、流域全体で安全性を高める「流域治水」や、インフラの老朽化対策を強力に進める。


冬の狩人.jpg圧倒的な迫力、息もつかせない展開で面白い。累計200万部を超える人気の「狩人」シリーズ、6年ぶりの新作。3年前にH県本郷市で起きた迷宮入りの凄惨な殺人事件、「冬湖楼事件」。市長、弁護士、県内最大建設会社の社長が射殺され、県内最大の地元企業で本郷市を"企業城下町"としている「モチムネ」の副社長が今も意識不明という大事件だった。ある日突然、現場から消え、行方不明だった重要参考人・阿部佳那から県警にメールが届く。警視庁新宿署の刑事・佐江の護衛があれば出頭するというのだ。しかし、H県警の調べでは、佐江は新宿の極道に嫌われ、暴力団との撃ち合いで休職中だという。なぜ"重参"はそんな所轄違いの"危い男"を指名したかといぶかるが、H県警捜査一課の愚直な新米刑事・川村に佐江に付くことが命じられる。筋金入りのマル暴・佐江と新米デカ・川村のコンビが誕生、危険に遭遇するごとに信頼が深まっていく。

巨大企業・モチムネの抱える闇、社内や警察内での情報漏洩の怪、恐るべき"殺し屋"集団、いかにも修羅場をくぐってきたような落ち着きを見せる"重要参考人"・・・・・・。最後の最後まで緊迫した攻防が繰り広げられ、したたかで胆のすわった佐江の捨て身の"戦さ"が際立つ。


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青空が広がり快晴となった13日――。地元では、「東京北リトルシニアの卒団式」が、新型コロナ感染防止のため、今年は荒川のグランドで行われました。

昨年の台風19号によってグランドが壊滅的な泥まみれになり、今年2月に整備が終わったところで、また「コロナ」。練習や試合が思うようにできず、大変ななかで頑張ってきた中学生です。私は卒団する中3生を激励しました。

また、夕方には、板橋駅東口で年賀提灯の点灯式があり、歓声とともに提灯が点灯。イルミネーションとは一味違う柔らかな光で、魅了されました。これは滝野川さくら通り商栄会(中田寿会長)により設置されたもの。式では、ブレイクダンスや新鮮組ゆかりの殺陣パフォーマンスも披露され、盛り上がりました。

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51fUAtjFmeL__SX348_BO1,204,203,200_.jpg海猿に対する海蝶――。海上保安庁にいまだいない女性潜水士に挑戦する若き女性と家族の物語。素晴らしい感動作だ。何よりも日本周辺海域の安全を守る過酷な毎日の戦いに、自分を律し、仲間を信じ、黙々と精励する海保の使命感と責任感に頭が下がる。「正義仁愛」の精神が伝わってくる。

女性初の海保潜水士として注目されるなかスタートした忍海愛。兄の仁は奇跡の救難と呼ばれたフラワーマーメイド号事件で表彰された特殊救難員。父は、現役最年長記録を更新中の潜水士。まさに「正義仁愛」一家だ。しかし、彼らを育て支えてきた母・ひすいを、東日本大震災で失ったトラウマが家族を襲い、愛は「手を離した右手」に残る心の傷を抱え続けてきた。覚悟のデビューをした愛を待ち受けていたのは、八丈島沖5キロで横波を受けて転覆した船の救助作業、要救助者は2名だという。しかし、船名もわからず、様子がおかしい。救助された女性の様子も変だ。そして、この海難事件が、津波による母の死からぎこちなかった「正義仁愛」一家を巻き込んでいく。


防災・減災、国土強靭化への対応、インフラ整備の緊急性について語ります。
藤井聡・京都大学大学院教授と対談。

・12月13日(日)19:00~20:00
※番組内15分ほどの出演
※12月20日(日)にも出演予定

プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任。前公明党代表、前党全国議員団会議議長、元国土交通大臣、元水循環政策担当大臣。

現在、党常任顧問。

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