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悲願の「奄美」誕生へ

2013年8月 3日

来年度から全国10地域 ご当地ナンバーを導入
公明が推進


太田昭宏国土交通相(公明党)は2日の閣議後記者会見で、地域が希望する名称を自動車のナンバープレートに表示できる「ご当地ナンバー」に関し、「奄美」(鹿児島県)をはじめ、「世田谷」(東京)、「平泉」(岩手県)、「郡山」(福島県)など10地域で導入すると発表した。来年度中にナンバープレートの交付を開始する。

ご当地ナンバーの導入は、地方自治体が知名度を上げ、観光振興や地域活性化につなげる目的で応募し、国交省が認可するもので、今回が2回目。1回目では「富士山」など19地域で導入されており、太田国交相は「各地域の特色を生かした地域振興や地域活性化が一層行われることを期待する」と述べた。

このうち、「奄美ナンバー」については、公明党の奄美ティダ(太陽)委員会(遠山清彦委員長=衆院議員)が先月26日、太田国交相に対し、奄美群島の定住促進や世界遺産登録に向けた動きを加速させるための「地元の悲願」と訴え、実現を求めていた。導入地域は次の通り。

【盛岡】盛岡市、八幡平市、滝沢村、紫波町、矢巾町(岩手)

【平泉】一関市、奥州市、金ケ崎町、平泉町(岩手)

【郡山】郡山市(福島)

【前橋】前橋市、吉岡町(群馬)

【川口】川口市(埼玉)

【越谷】越谷市(埼玉)

【杉並】杉並区(東京)

【世田谷】世田谷区(東京)

【春日井】春日井市(愛知)

【奄美】奄美市、大和村、宇検村、瀬戸内町、龍郷町、喜界町、徳之島町、天城町、伊仙町、和泊町、知名町、与論町(鹿児島)

景観保全に力注ぐ

2013年8月 1日

三保松原0801.jpg世界遺産の三保松原を視察
国交相と大口氏ら

太田昭宏国土交通相(公明党)は31日、静岡市清水区の景勝地で富士山の構成資産として世界文化遺産に登録された三保松原を視察した。これには公明党の大口善徳衆院議員や県議、静岡市議が同行した。

三保松原は三保半島の東側に延長7キロにわたって約5万4千本の松林が続く海岸で、日本三大松原のひとつ。海岸から見る富士山の眺望が美しく、多くの観光客が訪れる。一方で、海岸浸食を防ぐために設置された消波ブロックが景観を損ねていることから、世界遺産にふさわしい景観の向上と浸食対策の両立が今後の大きな課題となっている。

視察を終えた太田国交相は、「三保松原が観光地としてさらに集客できるよう広域的な連携の下で力を合わせていくことが大事だ」と指摘。

景観対策については「いろいろと工夫しなくてはいけない。財政面を含めて国として努力し、地元の期待に応えられるようにする」と述べた。

建設は誇りある仕事

2013年8月 1日

教育訓練0801.jpg太田国交相 教育訓練施設で激励
静岡・富士宮市


「"働くこと"は人、時代、社会、国土に働き掛けること。皆さんの将来には誇りある仕事が待っています!」―。太田昭宏国土交通相(公明党)は31日、静岡県富士宮市を訪れ、建設現場で働く技術者・技能者を育成する「富士教育訓練センター」を視察し、研修合宿中の高校生らを激励した。

富士教育訓練センターは、土木や建築、内装など建設関連団体でつくる「全国建設産業教育訓練協会」が1997年4月に設立。新入社員から熟練者までの教育訓練コースを豊富に取りそろえ、夏休み期間中は高校生らを対象とした資格取得のための技能講習も実施している。

開校以来、約11万人の教育訓練修了者を輩出してきた。

太田国交相は、神奈川、山梨、静岡各県から研修に来た高校生が、トラックの荷台部分に配備された小型移動式クレーンを操作する技能実習や、建設現場の足場を組み立てる実習に取り組む様子を視察。作業の合間に声を掛け、励ました。

この後、社会人を含む訓練生約80人を前にあいさつした太田国交相は、東日本大震災からの復興や、インフラ(社会資本)の老朽化対策、防災・減災対策などを担う若い力の必要性を強調。「技術を身に付け、誇りを持って国土を守り、命を守る公共事業を担う人材に育ってほしい」とエールを送った。

視察した太田国交相は「センターをさらに充実・拡充させることが大事だ」と述べ、年内に具体的な結論を出す考えを示した。

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