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太田国交相が起工式に出席　津波避難で黒潮町視察も
高知県

太田昭宏国土交通相（公明党）は24日、高知県土佐市で行われた直轄高知海岸堤防耐震・液状化対策事業「新居工区起工式」に出席するとともに、南海トラフ地震で最大34メートルの津波が想定されるなど対策が急がれる黒潮町を視察した。これには公明党の石田祝稔衆院議員、黒岩正好県議も同行した。

同事業は、地震に伴う液状化による堤防の沈下や変形を抑制するのが目的で、3月には高知市春野町の「仁ノ工区（1589メートル）」が完成している。今回起工したのは、これに続く1710メートルの区域で、鋼管杭や二重矢板を地中に打ち込む工法で対策を行う。太田国交相は「粘り強い構造の堤防に改良することで、津波対策に大きな効果がある。高知県のように長い海岸線の工事はスピードが大事だ」と語り、早期完成をめざす考えを強調した。

この後、太田国交相は黒潮町役場佐賀支所で、大西勝也町長らと津波対策について意見交換。

幹線避難道の整備など5項目の要望を受けた太田国交相は、「住民が高い場所に避難できる"命の山"を確保する必要性を強く感じる。今国会で成立した南海トラフ地震対策特別措置法の活用なども検討してほしい」と語った。

太田国交相が応対

太田昭宏国土交通相（公明党）は２０日、国交省で林文子・横浜市長らと会い、来年度予算などに関する要望を受けた。これには、上田勇衆院議員、佐々木さやか参院議員、横浜市会の仁田昌寿副議長（いずれも公明党）が同席した。

林市長らは、（１）横浜環状南線など幹線道路の整備（２）相鉄・ＪＲ直通線、相鉄・東急直通線の事業推進（３）国際コンテナ戦略港湾の整備（４）公共施設の老朽化対策（５）ＭＩＣＥ（国際会議など）分野の国際競争力強化に向けた施設整備――などで国の支援を要請。太田国交相は、連携しながら取り組む考えを示した。

旅客船協会が太田国交相に要望

太田昭宏国土交通相（公明党）は今月１１日、国交省で日本旅客船協会の山﨑潤一会長らと会い、四国と本州・九州を結ぶフェリーや旅客船航路の維持・存続を求める要望を受けた。公明党の中野洋昌衆院議員が同席した。

席上、山﨑会長らは、本州四国連絡高速道路の大幅な割引によって瀬戸内海の航路利用者が激減している現状を指摘。その上で、瀬戸内海の航路が引き続き存続できるよう、高速道路料金の水準見直しを要望した。

太田国交相は「多様な交通手段の重要性は理解している。応援していきたい」と応じた。

京都市長

太田昭宏国土交通相（公明党）は１９日、国交省で門川大作・京都市長と会い、２０１４年度予算編成などに関する要望を受けた。

これには、竹内譲衆院議員が同席した。

門川市長は、（１）局地的な集中豪雨に備えた河川の整備（２）橋の老朽化対策など防災・減災対策の推進（３）地下鉄既設線の改修・更新（４）観光拠点としての整備促進（５）リニア中央新幹線「京都駅ルート」の実現――などで支援を要請した。

太田国交相は検討する考えを示した。

大津市長ら

太田昭宏国土交通相（公明党）は15日、国交省で、滋賀県大津市の越直美市長らから、新名神高速道路建設促進や、国道161号の改良整備と各バイパスの早期完成に関する要望を受けた。

公明党の竹内譲衆院議員らが同席した。

越市長らは、要望について「安全安心な国土を築く重要な社会基盤だ」と訴えた。