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避難者の高速無料化延長

2013年3月 6日

北海道など除雪対応を急ぐ
記者会見で太田国交相


太田昭宏国土交通相(公明党)は5日の閣議後記者会見で、東京電力福島第1原発事故による避難者を対象にした高速道路の無料化を来年3月31日まで延長すると発表した。無料化の期間延長については公明党の東日本大震災復興加速化本部が1日、太田国交相に要望書を提出していた。

高速道路無料化は、原発事故後に設定された警戒区域や計画的避難区域に居住していた住民が一時帰宅する際、交通費の負担を軽減するための措置で、今月末が期限切れだった。太田国交相は会見で、対象区域以外から自主的に避難している住民についても「どのように支援できるか検討している状況で、復興庁と相談したい」と述べた。

一方、太田国交相は、北海道で多数の犠牲者が出るなど暴風雪による被害が相次いでいることを受け、豪雪に見舞われている地方自治体への道路除雪費の支援や除雪体制の強化などの「対応を急ぐ」と強調。人員を確保するために国直轄の公共事業をいったん中止して除雪作業に回すなど、被害防止と交通確保に全力を挙げる考えを示した。

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