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「象徴空間」を早期に

2014年5月16日

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太田国交相へ アイヌ協会が要望


太田昭宏国土交通相(公明党)は14日、国交省で「北海道アイヌ協会」(加藤忠理事長)から北海道白老町に建設予定の「民族共生のための象徴空間」の整備について要望を受けた。これには公明党の佐藤英道衆院議員が同席した。


象徴空間は、北海道の先住民族であるアイヌの歴史や文化を学び伝えるナショナルセンターとして、北海道初となる国立博物館をはじめ、施設や広場を白老町のポロト湖畔に整備する構想。加藤理事長らは、2020年度までの一般公開が実現できるよう、早期整備と早期公開に向けた国の十分な予算措置を求めた。


これに対し、太田国交相は10、11両日に北海道を訪問した際、象徴空間の建設予定地を視察したことに触れ、「アイヌの皆さんの地位向上と生活環境の改善など、アイヌ政策はわが国にとって極めて重要な人権政策だ」と主張。象徴空間について「しっかり取り組んでいく」と答えた。

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