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船の安全 協力で合意
2014年8月26日
太田国交相ら 日中韓の担当相会合
日本、中国、韓国は25日、横浜市内のホテルで物流分野の担当相会合を開き、国内の貨物輸送などに使う内航船の安全対策で協力することなどを盛り込んだ共同声明を発表した。
今年4月に韓国で発生した客船「セウォル号」の沈没事故を受けた措置で、事故対策などで情報共有を推進する。
共同声明には、各国は内航船の安全に関して政策や事故対策の情報共有を図ることを盛り込んだほか、円滑な物流システムの実現、北極海航路の開発、環境にやさしい物流の構築などでも協力すると明記した。
会合には太田昭宏国土交通相(公明党)、中国の周海涛交通運輸部総工程師(次官級)、韓国の李柱栄海洋水産相が出席。
記者会見で太田国交相は「日中韓の物流分野における連携強化に向け、有意義(な会合)だった。北東アジアの経済成長に大きく寄与すると考えている」と述べた。