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地方創生を力強く

2014年10月26日

地域の期待に応える 太田国交相

基幹産業の酪農現場を視察
別海町

地方創生に向けた地域の取り組みを力強く後押ししようと、太田昭宏国土交通相(公明党)は19日、別海町を訪れ、基幹産業である酪農の現場を相次いで視察した。これには、佐藤英道・農林水産大臣政務官、森成之、戸田芳美の両道議、沓沢昌広町議が同行した。


一行はまず、有限会社小西牧場を訪問。同牧場は約250ヘクタールの牧草地を有し、約500頭の乳牛を飼育。年間出荷乳量は約4000トンに及ぶ。


小西康夫代表取締役は、牛が自由に動き回れるフリーストール牛舎や、40頭の牛をターンテーブルに乗せて搾乳する「ロータリーパーラー」などを紹介。経営の大規模化と機械化を図ってきたことにより、牛の管理がよりスムーズになった点を強調した。


この後、一行は、乳牛の飼育に必要な飼料成分を適正に配合した飼料(TMR)の製造・販売を行う西春別TMRセンターを視察。同センターは、2008年から稼働し、18戸の組合員で構成する有限会社ウエストベースが運営。草地管理面積は約1300ヘクタールで、1日約170トンのTMRを供給している。


同社の宮坂隆男代表取締役らは、同センターの役割について「家族経営の酪農家の負担を軽くし、その分、搾乳や牛の管理に集中してもらえれば」と説明。一方、輸入穀物のコストを抑えるため、港湾や道路など物流網の整備を要望した。視察後、太田国交相は、「地域の期待に応えられるよう、しっかりとバックアップしたい」と語っていた。

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