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「道の駅」新たな展開

2015年1月31日

国交省が重点支援 地域活性化の拠点づくり


太田昭宏国土交通相(公明党)は30日、一般道の利用者が立ち寄る休憩施設「道の駅」のうち、年間120万人が訪れる「川場田園プラザ」(群馬県川場村)、漁港に隣接し新鮮な海産物などが並ぶ「萩しーまーと」(山口県萩市)など6カ所を地域活性化の拠点として特に優れた「全国モデル道の駅」、35カ所を将来有望な「重点道の駅」に選定したと発表した。地方創生の一環で、この41カ所には同省や農林水産省など関係省庁が所管する補助金を優先配分する。こうした試みは初めて。


道の駅は全国に1040カ所あり、主に市町村が設置。地元特産品の直売や高齢者の買い物支援サービスを行うなど個性ある駅が増え、地方の雇用創出や経済効果への期待も高い。そこで国交省は支援制度をつくり、先駆的な取り組みを進めてもらうことにした。


同省は選定に当たって、(1)外国人観光客を多く呼び込んでいる(2)地場産品を加工販売し産業振興につなげている(3)防災拠点として機能させている―などの点を評価した。重点駅は計画段階の新駅も対象とした。


このほか、重点駅には及ばないものの、地域活性化への意欲が高いところを企画立案面で助ける「重点道の駅候補」を49カ所選んだ。

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