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予防的投資の推進を

2015年3月16日

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閣僚級会合で太田国交相
より災害に強いまちへ


太田昭宏国土交通相(公明党)は15日、仙台市で開かれている第3回国連防災世界会議で、被災地を災害前より強いまちにする「ビルド・バック・ベター(災害からのよりよい復興)」をテーマにした閣僚級会合に出席し、見解を述べた。


席上、太田国交相は阪神・淡路大震災や東日本大震災を教訓に、日本が進めてきた防災・減災対策に言及。住宅や学校などの耐震補強を全国的に推進してきたほか、津波に対しては観測体制強化、避難路の整備や住宅の高台移転など、まちづくりと一体となった取り組みを紹介した。


また日本で近年、集中豪雨などによる水害が激甚化していることにも触れ、河川堤防の整備や最先端の気象衛星を活用した観測体制強化、危険エリアを示すハザードマップの整備などに努めていると説明した。


その上で、太田国交相は「最悪の事態も想定し、ハードとソフトが一体となった防災・減災対策を行う。また、過去の教訓を生かし、より安全な地域づくりを進めるための予防的な投資を進めなくてはならない」と強調。これらが今回の会議の成果として反映されることに期待を寄せた。

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