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支柱倒壊は重大インシデント(事例)

2015年4月15日

安全委が異例の調査
山手線事故で太田国交相「JR東の対応問題」


東京都千代田区のJR線神田―秋葉原間で12日、線路脇の支柱が倒壊し、山手線の線路に接触した問題で、国土交通省は14日、事故に繋がる恐れのある「インシデント(事例)」に認定したと発表した。運輸安全委員会は、特に異例な事態である「重大インシデント」として同日、鉄道事故調査官2人を派遣した。


太田昭宏国交相(公明党)は閣議後の記者会見で「負傷者はなく、通例は重大インシデントに位置づけないが、影響の大きさや、事前に柱の傾きを察知していたことなどから認定した」と説明した。


運輸安全委によると、調査官2人は同日午前、東京都北区東田端のJR東日本東京支社に向かい、関係者から聞き取り調査を行った。


太田国交相は「2日前に察知しながら対応が取られず、JR東の対応には大きな問題があった。安全上、大変遺憾に思っている」と批判した。


JR東日本の話 運輸安全委による立ち入り検査が行われたことを重く受け止める。安全委の指導を受けながら原因究明の調査や再発防止策の検討を進める。

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