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復興加速へIC追加

2015年4月25日

福島・双葉、大熊両町に設置


太田昭宏国土交通相(公明党)は24日の閣議後記者会見で、3月に全線開通した常磐自動車道について、福島県双葉、大熊両町にインターチェンジ(IC)をそれぞれ追加設置すると発表した。5月にも整備計画変更などの手続きを始める。用地買収などを含め、開通までに3〜5年かかる見通しだ。


同県や地元自治体の要望を受けたもので、国交相が同日、安倍晋三首相に報告。首相は了解した上で、「追加ICを活用して福島の復興を加速してほしい」と指示した。


新ICは自動料金収受システム(ETC)を搭載しない車でも使えるタイプで、浪江IC(同県浪江町)―常磐富岡IC(同県富岡町)の14キロの間に4〜5キロ間隔で設置する。東京電力福島第1原発事故の帰還困難区域に位置し、除染で出た県内の汚染土などを保管する中間貯蔵施設にも近いため、同省は新ICが汚染土搬入にも役立つとみている。


公明党福島県議団(甚野源次郎団長)は今月7日、太田国交相と会い、復興加速化に向けて、双葉、大熊両町内での常磐道IC新設などを要望していた。

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