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広域観光、7ルート認定

2015年6月13日

外国人旅行者に"オススメ"
国交相が発表


太田昭宏国土交通相(公明党)は12日の閣議後記者会見で、急増する外国人旅行者を地方へ呼び込み、地方創生の起爆剤にするため、外国人旅行者向けに七つの「広域観光周遊ルート」を認定したと発表した。東北の自然と歴史に親しむコースや、瀬戸内の静かな景観を楽しむルートなどで、国が多言語表示や無料公衆無線LANの設置、交通アクセスの円滑化などの受け入れ環境整備と、海外への情報発信を支援する。


七つのルートは、それぞれテーマ性やストーリー性を持つ。例えば「アジアの宝 悠久の自然美への道 ひがし北・海・道」と命名された北海道・道東地方を巡るルートでは、地域ならではの景観や食を生かして富裕層の取り込みを図り、札幌地区に集中している外国人旅行者の呼び込みを視野に入れる。また、東北地方を巡るコースは「日本の奥の院・東北探訪ルート」と命名し、主に台湾や香港の個人旅行者を中心にPR活動を展開する。


記者会見で太田国交相は、外国人旅行者が東京や大阪、京都などをつなぐ「ゴールデンルート」に集中していることから、今回の認定が「非常に大事な、大きな流れがつくられる」と地方への誘客に期待を示した。

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