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離島振興へ施策探る

2015年6月28日

八丈島 公明0628.jpg

太田国交相 東京・八丈島を視察


太田昭宏国土交通相(公明党)は27日、離島振興に向けた施策を探るため、東京・伊豆諸島の八丈島(八丈町)を訪れ、山下奉也町長らと意見を交わすとともに、島内を視察した。これには、竹谷とし子参院議員、水野佳子、山本忠志の両八丈町議が同行した。


意見交換の席上、山下町長は、人口減少や高齢化など離島が抱える深刻な問題を指摘。島の活性化に向け、「ヒト、モノ、カネを循環させることがカギ」と語った上で、最重要課題として八丈島と羽田空港を結ぶ航空路線の運賃引き下げを要望した。


これに対し、太田国交相は「事業者、東京都と連携した上で、さらなる引き下げへの検討を働き掛けたい」と述べた。


続いて一行は、島内で使う電力の25%を供給している地熱発電所や、地熱発電のPR施設・八丈島地熱館を視察。担当者は「日本で唯一、離島にある地熱発電所。八丈島は地熱を中心とした町づくりに力を注いでいる」と説明した。


このほか一行は、黒潮(日本海流)の影響を受けた八丈島の歴史や文化、自然、産業を伝える八丈島歴史民俗資料館などを見て回った。


視察を終え太田国交相は、観光立国・日本における離島の重要性を強調。「八丈島は地熱発電などの観光資源をうまく宣伝する必要がある」と述べ、さらなる島の活性化に取り組む考えを示した。

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