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「廃炉」円滑化へ全力支援

2015年12月23日

公明新聞 151223福島第一.jpg東電福島第1原発
太田議長らが現状調査

公明党全国議員団会議の太田昭宏議長は22日、東京電力福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)の構内を視察し、汚染水対策の進捗状況や作業員の労働環境を調査した。赤羽一嘉、岡本三成両衆院議員が同行した。

到着後、一行は早速、防護服に身を包んで高台から原子炉1~4号機を俯瞰した後、汚染水対策の切り札とされる「凍土遮水壁」の現場を視察した。

同施設は、原子炉建屋周辺の地中を約1.5キロにわたって凍らせ、汚染地下水の発生量を大幅に減らそうというもの。既に工事はほぼ完了しており、原子力規制委員会の許可が下り次第、運用を開始する。案内に立った東電の石崎芳行・福島復興本社代表は「一刻も早く運用できるよう、万端の準備を整えている」と話した。

一行はこの後、汚染地下水をくみ上げ、浄化後に海洋放出している「サブドレン計画」の運用状況や、今年10月に完成した全長約800メートルの「海側遮水壁」なども精力的に見て回った。

視察を終え、太田議長は「廃炉に向けた各種作業が軌道に乗ってきていることを確認できた。政府・与党の責任として、引き続き全力で取り組む」と語った。

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