活動ニュースNEWS

中央道上り線の渋滞緩和 調布IC―三鷹バス停間

2015年12月24日

あす(25日)から運用スタート
3車線化で7割解消へ

公明が推進 路肩活用し低コストで実現


中央道①151224.gif慢性的な渋滞を緩和するため、中日本高速道路株式会社は、中央自動車道上り線の調布インターチェンジ(IC、東京都調布市)から三鷹バス停(同三鷹市)までの約3キロ区間について、付加車線を設け、3車線化【イラスト参照】。あす25日から運用がスタートするのを前に、公明党の太田昭宏・全国議員団会議議長(前国土交通相、衆院議員)、党都本部の高木陽介代表(衆院議員)、竹谷とし子副代表(参院議員)のほか、小磯善彦、東村邦浩、谷村孝彦の各都議が現地を視察し、関係者と意見を交わした。
    ◇
同区間の上り線の交通量は、1日約4万4300台と多い上、調布ICからの合流や、三鷹バス停付近に向かって緩やかな上り坂になっているため、車両の速度が下がりやすく、渋滞が慢性化している。


特に平日午前の渋滞が顕著で、長さは平均で約10キロに及ぶ。このため、2車線だったときより車線の幅を狭め、道路左側の路肩を新たに車線にすることで、3車線化。低コストでの対策が進められた。


一行は、同社担当者の案内で、同区間に2カ所新設される非常駐車帯などを視察。法面を掘削して駐車スペースが確保された現場を確認した。担当者は「3車線化で、この区間の渋滞量の約7割が解消される」と説明していた。


CIMG3485.JPG高木都代表は、2020年東京五輪・パラリンピックや19年ラグビーワールドカップ開催なども踏まえ、「渋滞緩和に期待したい」と語っていた。


中央道の渋滞対策については公明党が一貫して推進してきた。高木都代表は、2013年4月に公明都議らと共に三鷹料金所付近を視察し、渋滞緩和策を調査。同5月の衆院国土交通委員会で、路肩を活用した暫定3車線化を提案した。これに対して太田国交相(当時)が、「路肩の活用などで車線を増設する案も含め、しっかり取り組む」と回答していた。

facebook

Twitter

Youtube

トップへ戻る