活動ニュースNEWS
待望のエレベーター
2018年5月31日
富山県黒部市にある富山地方鉄道宇奈月温泉駅で3月27日にエレベーター2基が設置され、待望のバリアフリー化が実現し、観光関係者や住民に喜ばれている。
今回の改修工事では、橋上駅舎になっている同駅の改札内側・外側にエレベーターを1基ずつ設置。トイレも洋式化したほか、多目的トイレ、5カ国語に対応した外国人観光客向け案内板が新設された。
同駅には1日当たり約1000人の観光客が訪れるが、これまでエレベーターがなく、高齢者やベビーカーを利用する親子にとって階段の上り下りが負担になっていた。
宇奈月温泉自治振興会の河田稔会長から、こうした実情を聞いた公明党の辻靖雄市議は、太田昭宏全国議員団会議議長らを通じ、国に対してエレベーター設置など同駅のバリアフリー化を求めていた。
その結果、国の補助金が活用できるようになり、県・市の補助金も活用して、富山地方鉄道が改修工事を行った。
駅前の商店兼飲食店で働く上田さちこさんは「観光客から度々、要望があった。長年の願いがかない、良かった」と語っていた。