政治コラム 太田の政界ぶちかましCOLUMN

NO,66 経済再建への「実感」の年に! / 「未来」見据えた国土・まちづくり

2014年1月 4日

2014年の新しい年を迎えた。今年のキーワードは「実感」と「未来」――私はそう決意している。

まず「実感」。

安倍内閣は、「被災地の復興加速」「景気・経済の再生」「防災・減災をはじめとする危機管理」を三本柱にしているが、2年目の今年は成果が現場で見えるように、前進を実感できる年にしたい。

「被災地の復興」は、基幹インフラの整備は順調に進んでいるが、住宅や高台移転などのまちづくりも加速しなければならない。被災地の方々に早く復興を実感していただけるようにしたい。

「景気・経済の再生」は、円高・デフレの克服が課題だったが、株価は1年で約6割上昇し、円高も是正された。着実に成果が出てきている。これまで長い間陥っていた「あれもダメ、これもムリ」という"心のデフレ"は打ち破った。昨年末の12月20日には、外国人旅行者1000万人を史上初めて達成。この一つの要因は、アベノミクスにより円高是正が進み、日本経済が活力を取り戻したこと。「元気な所に人は集まる」ということだ。このような景気・経済回復の歩みを、さらに地方や中小企業、庶民の生活も含めた全体で実感できるようにしたい。

「防災・減災、危機管理」について、昨年私は「防災・減災、老朽化対策、メンテナンス、耐震化」を公共事業のメインストリームに置くことを初めて明らかにして取り組んできた。集中豪雨や台風などの災害は集中的・局地的、そして激甚化し、首都直下地震や南海トラフ巨大地震が切迫している。首都高速が開通後50年以上経つなど、高度成長期以降に整備されたインフラの老朽化も進んでいる。「命を守る公共事業」――国民の命を守るため、安全・安心を実感できるようさらに取組を進めたい。

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