政治コラム 太田の政界ぶちかましCOLUMN

NO.135 平和、福祉、防災で命を守る!/結党55年、連立20年の公明党

2019年12月13日

今年は10月に自公連立20年、11月には公明党結党55年の節目を迎えた。歴史を思い起こすと感慨深いものがある。

19641117.jpg公明党は1964年(昭和39年)11月17日に結成された。この年は、私が故郷を出て大学に入学した年で、10月1日には新幹線が走り、10月10日には東京オリンピックが開幕した。戦後の復興を世界に向けて発進した年でもあり、高度成長の躍進が全ての面で展開された年だ。公明党結成大会では「日本の柱 公明党」「大衆福祉の公明党」のスローガンが壇上の左右に大きく掲げられた。その2年前、公明党の前身である公明政治連盟の第1回全国大会があり、「大衆とともに語り、大衆とともに戦い、大衆のなかに死んでいく」との不変の精神が発表となっており、立党精神、党是となって今日に至っている。当時の政治は自民、社会の二大政党時代。「庶民・大衆の声を代弁する政党・政治家はいないのか」との声を受けて誕生したのが公明党であった。

「大衆福祉の公明党」――。昭和40年代には児童手当が実現した。その後、白内障の眼内レンズ手術の保険適用が実現した。年金の充実にも奔走した。難病支援、ハンセン病やC型肝炎やさい帯血にも力を注いだ。そして今や、「全世代型社会保障」が国の柱となった。今年10月から3歳から5歳までの全ての子どもへの「幼児教育の無償化」が実現した。小中学校の普通教育無償化以来、70年ぶりの大改革だ。また、来年4月からは、公立だけでなく、「私立高校の実質無償化」ができる。さらに無利子奨学金や給付型奨学金も充実させ、加えて生活が困窮しているために大学など高等教育を断念することがないよう「高等教育の一部無償化」が実現となる。「3つの無償化」という画期的な施策の実現だ。

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