政治コラム 太田の政界ぶちかましCOLUMN

NO.95 2020年の東京を世界に示そう/レガシーとなる都市・文化づくり構想を!

2016年7月21日

舛添要一東京都知事辞任という事態を受け、急きょ都知事選が行われている。東京は、日本の中心であり、けん引力であり、4年後の2020年東京オリンピック・パラリンピックを控えている。その先頭に立つリーダーを選ぶための重要な選挙となる。2020年の東京をどうするか、子育て・介護・医療などの直面する課題に、そして防災・減災にどう取り組むか、遅れている東京オリンピック・パラリンピックをどう成功させるか、そのレガシー(遺産)をどう構築していくか――。大きな課題への挑戦だ。

中央環状201503.jpgレガシーといっても従来のように建物ではないと思う。例えば「東京を世界でも例のない"渋滞のない大都市"にする」ことをめざしたい(ニューヨーク、パリ、上海など世界の大都市では渋滞が多い)。私はこれまで渋滞解消に力を注いできたが、昨年3月7日に首都高速道路の中央環状線が全線開通したことにより、都心を通過する車の交通量が5%減り、渋滞はなんと50%も減るという効果が生まれた。道路を新設するだけでなく、路肩やゼブラゾーンを使った車線数の増加や料金体系の見直しなどさまざまな工夫をすることで、渋滞解消の効果が次々と上がってきている。2020年に向けて取り組みをさらに強力に進めていかなければならないし、「渋滞のない大都市・東京」もレガシーだ。

東京オリンピック・パラリンピックのレガシーとしては、競技場や建築物というよりも、まちづくりの全体をどうするかという視点が大事だ。その視点に立って、いま改めてレガシーとしなければならないものを考えるといくつかの点がある。

羽田空港 リフト付バス.jpgまず第一にバリアフリーのまちづくり、「バリアフリーの街・東京」だ。パラリンピックの開催もあり、高齢社会もこれから本格化していく。駅や空港、歩道などのバリアフリー化を重点的に進めて障がい者や高齢者が移動しやすいまちづくりを実現し、高齢社会のモデルにしなければならない。子育て・介護・医療自体に真剣に取り組む東京の実現だ。

第二には国際競争力の強化だ。「世界一ビジネスしやすい東京」だ。世界の都市間競争がますます激しくなる中で、海外から人や投資を呼び込んで競争に勝ち抜かなければならない。世界中の注目を集めるオリンピック・パラリンピックの開催は大きなチャンスだ。その機を逃さず都心の再開発を進め、外国企業や外国人がビジネスしやすく暮らしやすい環境を整備しなければならない。また、成田空港・羽田空港から都心へのアクセスを改善して人の移動や物流をスムーズにしていくことも重要だ。

  • 1

太田あきひろメールマガジン

太田へのご意見ご要望

facebook

Twitter

Youtube

トップへ戻る