政治コラム 太田の政界ぶちかましCOLUMN

NO.141 「コロナ」で変わる生活と社会/文明の弱点と逸脱の克服を!

2020年7月 6日

新型コロナウイルス感染症の第一波はひとまず回避したが、まだ油断はできない。100年前、世界を襲ったスペイン風邪は、1918年から三波にわたったが、最も甚大だったのは第二波だ。若干、収まりをみせた今こそ、「ウィズ・コロナ」「ポスト・コロナ」の布陣をガッチリと敷くことだ。2020年度第1次補正予算に続き、先ほど第2次補正予算を成立させた。第1次補正予算は、国の歳出25.6兆円、事業総額117兆円。第2次補正予算は、国の歳出31.9兆円、事業総額117兆円とかつてない規模のものとなり、「企業・事業主への支援」「家計支援」「医療・介護支援」を中心としているが、長期にわたる劣後ローンなど資本性資金を入れた資金繰り対策に力を入れている。この長期的視野をもって「ウィズ・コロナ」「ポスト・コロナ」への対策を打っているのが、第2次補正予算の特徴だ。

今も「コロナの収束こそ最大の経済対策」であることは言うまでもない。しかし、そのためにも「ウィズ・コロナ」「ポスト・コロナ」をどう生き抜くか、これが最大の戦略的テーマだ。世界的に第一波の大波を越えようとしており、生活スタイル、企業の活動、スポーツ・文化・芸術の展開は変化し、大いなる模索の時期を迎えている。100年に一度という災禍を受け、国民意識が大きく変化していることを見逃してはならない。東大教授で中国にも詳しい小原雅博氏は最近の著作でコロナの震源地ともなった中国の友人100人以上から取材し、「生活様式の変化(オンライン化の加速や健康と衛生の重視)」「価値観の変化(安全や自由といった基本的価値の大切さの認識)」「世界の構図の変化(米中関係悪化による衝突への危惧)」という3つの変化が伺えるという。濃淡はあるにしろ世界共通といえるのではないか。

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