政治コラム 太田の政界ぶちかましCOLUMN

NO.44 「がれき」「除染」「仕事」に総力を! 進めよ、東北未来への大構想

2012年3月20日

東日本大震災から1年。寒さがなお厳しい被災地は今どういう状況にあるのか。第一に被災者の心。第二に問題とされる除染(福島)やがれき処理、そして仕事(雇用)、水産業などの状況。第三に復興構想会議などが当初めざしたはずの東北の未来をどう創造していくかという大きな絵、構想だ。

NO.43 防災・減災ニューディールの推進を いまだ遅い被災地の復興

2012年3月 5日

東日本大震災から1年――。
「遅い、にぶい、心がない」という状況は今も続いている。

被災地からは「昨年末、沿岸37市町村の復興計画ができあがり、第3次補正などで予算がついたが、具体的にその予算が使われていない」「漁港整備を急がねばならないが、地盤沈下しているのでかさ上げが緊要。関係する水産庁、国交省、中小企業庁との打合せが急務」「今は雇用が最も大切。雇用保険の延長もあったが、何よりも仕事を確保することが重要」「まだまだガレキの処理が進まない」「除染は大きな課題だが、どういう基準に基づいてやるか。土をどこに持っていくか。どう処分するか。基本的なことが定まらない」「風評被害を国をあげて除くことに努力してほしい」「地域医療への支援がほしい」......。各市町村によって違いはあるにしろ、私に直接入ってくる声だ。こうした現場からの悲鳴に、ただちに具体的に手を打つことが重要だ。「言ってもその声がどこかで消えてしまう」というイラだちを、自らのこととして動く政治が求められている。

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