政治コラム 太田の政界ぶちかましCOLUMN

NO.114 大きな意義もつパラリンピック/バリアフリー先進都市東京へ

2018年1月31日

IMG_5160.JPG2020東京オリンピック・パラリンピックまで1000日を切った。とりわけパラリンピックの意義は限りなく大きく、未来に向けて国民意識を変える大きなチャンスでもある。これこそが、最大のレガシーと言えるかも知れない。私は2020東京大会のレガシーとしてメダル獲得や施設の充実だけでなく、「世界一渋滞のない大都市東京」「バリアフリー先進都市東京」「世界一の経済・文化都市東京」をめざそうと言ってきた。とくにバリアフリー水準を底上げし、高齢者・障がい者・外国人が住みよく、訪れやすい勢いのある街東京にするということだ。パラリンピックはまさにチャンスだ。

「失われたものを数えるな、残されたものを最大限に生かせ」――。「パラリンピックの父」と呼ばれるルートヴィヒ・グットマン博士の言葉だ。ロンドン郊外のストーク・マンデビル病院でスポーツを通じて生きる喜びや希望や可能性を伝えた博士の言葉で、1948年のストーク・マンデビル大会がパラリンピックの原点となる。ちなみにこの病院はイギリス首相チャーチルが、第二次世界大戦で脊髄を負傷した兵士の治療のためのリハビリ・プログラムをここでスタートさせたものだ。

パラリンピックの第1回大会は1960年ローマ大会、パラリンピックの名称は1964年東京オリンピックからだ。そして「リハビリの大会」から「競技の大会」へと進展し、2012年ロンドンパラリンピックでは20競技503種目と拡大する。ロンドンオリンピックは26競技302種目で、パラリンピックの競技種目の方が多い。障がいの程度に応じた種目となっているためで、男子100mという種目は13個、車イスバスケットボールでも4クラスある。

課題は山ほどある。「パラリンピックの環境整備」「ボランティアを含めた人、そして物と資金」「注目度を高めるためのメディアの活用」「キメ細かなインフラの整備」「選手の声を聞いて対応する力とスピード(限界は伸びる)」「スポンサー企業を増加させる取り組み」・・・・・・。

何といってもパラリンピックの注目度を高めることだ。この一年、とくにテレビ等を通じて、パラリンピアンを取り上げる番組が増えた。地域の諸行事でもトップアスリートとして出席し、感動を与える場面が増えている。これを通じて「障がい者が頑張っているのではなく、スポーツに打ち込むアスリート」という意識変革を行き渡らせるチャンスだ。これから2年余の間に、そうした意識変革と官民あげてのサポート体制を根付かせるために頑張りたいと思っている。ユニバーサル社会、共生社会の実現だ。

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