政治コラム 太田の政界ぶちかましCOLUMN

NO.28 菅民主党政権では復旧・復興はできない

2011年6月20日

東日本大震災の復旧、復興が遅れている。「政治は何をしているのか」というが、いくら動いて提案しても今の菅政権から答えが返ってこない。ガレキ処理も二重ローンも、仮設住宅を人の息づかいと声が交いあうものにと訴えても、原発の汚染水処理も放射能汚染の深刻な問題も「遅い、にぶい、心が無い」状況だ。推進力となるべき菅民主党政権が液状化し、漂流し、今や「菅政権はダメ」との大合唱が、民主党の中からも、財界、識者、文化人、労働界からも噴出している。

あたかも船頭のいない船のようなものだ。仕事はチームワークでやるものだが、全くバラバラ、内輪モメを見せ付けられて、怒りを通り越して日本中が無気力になりかけている。これが最も危険だ。「信なくば立たず」――信頼をなくしたら政治は立ち行かない。日本の政治史上、最悪の政権。これでは復旧・復興も日本の再建もできない。

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