政治コラム 太田の政界ぶちかましCOLUMN
NO.17 「少女時代」とアジアの熱気
2010年10月23日
羽田空港に4本目の滑走路ができ、国際化へ動き出した。羽田には豊富な国内線網があり、訪日する外国人も増え(年間219万人の見込み)、経済効果も1.5兆円といわれている。私は「成田と羽田をリニアで結べば15分弱でいける」と提言してきたが、双方の発着枠の拡大と連携強化によって、羽田と成田がアジアの国際ハブ空港として脱皮するチャンスを迎えている。
「このままでは、空港も港湾もアジアのハブは全て中国、韓国になってしまう」「空港、港湾、高速道路、鉄道と一体的でメリハリのついた国土のグランド・デザインを描け」――私がずっと言い続けてきたことだ。しかし、「公共事業悪玉論」「コンクリートから人へ」などのスローガン政治がビジョン自体を放擲してきた。
NO.16 深刻化する「うつ病」への対策を!
2010年10月 8日
この数年「うつ病」が深刻な問題となっている。「一生懸命働いていたが、心身ともに消耗して出社できなくなった」「今まで普通にできていた家事ができない」「親の介護をしていたが、家の中がギクシャクし、自分も眠れなくなって体調を崩した」――など、以前とは全く様相を異にした事態が広がっている。自殺者3万人にも、生活保護世帯の増加にもきわめて関係が深く、総合的なうつ対策が急務だ。
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