日本経済論の罪と罰.JPG「これ以上の経済成長は必要ない、という"脱成長論"は誤りで、経済成長は重要、経済成長は七難を隠す」「人口減少・市場縮小論は誤り」などに始まり、「公共投資と成長」「日本型雇用慣行と人口オーナスへの対応」「市場原理や格差など、小泉構造改革にまつわる誤解」「TPP問題」「アベノミクスと財政再建、社会保障改革」......。

誤った経済論、スローガンや枕詞でつくられる経済論を排さないと、危機にある日本の経済と財政は本当に危いと、小峰さんは危機感を訴える。


伊豆大島④.JPG  伊豆大島③.JPG
10月19日、去る16日に台風26号による甚大な被害を受けた伊豆大島の被災現場に行き、被害状況や対応状況の確認と今後の対策について打合せを行いました。

この度の災害でお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被害に遭われた方々に対し心からお見舞い申し上げます。

まず、ヘリコプターで上空から土砂崩れ、泥流の発生状況を確認。火山灰土壌の表層が崩落する表層崩壊が起き、それまで川がなかったところに流れていく「河川争奪」という現象が発生したことが確認できました。「まさか山が崩れてくるとは思わなかった」「元々の地形が分からないくらい変わってしまった」というのが地元の方の声でした。

その後、国土交通省から現地に派遣して活動するTEC-FORCE(緊急災害対策派遣隊)や海上保安庁から活動状況の報告を受け、打合せをしました。台風27号も発生し、島民の方々は大変不安になっており、今後の二次災害を防ぐことが何より大事です。危険箇所の調査、監視カメラによる24時間監視など、避難を判断するための的確な情報を町に提供するようにしました。

最も大きな被害を受け捜索活動が続く神達地区のほか、崩壊が起きている北部の岡田地区、泉津地区の現場を視察して状況を確認。町役場では川島理史町長と、二次災害の防止など今後の対応の打合せをしました。役場には国土交通省の職員がリエゾンとして常駐。町・都・国の連携の要となっています。

救命・救助・救出、二次災害の防止に全力を挙げていきます。

伊豆大島①.JPG  伊豆大島②.JPG




区民体育大会1014①.JPG  20131014NTC.JPG

10月14日は「体育の日」――。地元・北区では「第61回区民体育大会開会式」が行われ、各競技団体が集いました。

また、オリンピックなど日本のトップアスリートを育てる施設・ナショナルトレーニングセンター(北区西が丘にある)では、「スポーツの祭典2013」が開催され、2万人にも及ぶ参加者がメダリストなどと交流しました。とくに子ども達はメダリストとの交流で大喜び。ここが2020年東京オリンピックの選手強化の拠点となります。充実に力を入れます。



小牧 線路 1014.jpg  小牧 1014.jpg

10月13日、愛知県小牧市にあるJR東海の小牧研究施設を訪問し、新幹線システムを支える技術開発の状況を視察しました。小牧研究施設は73haの広大な敷地に、多数の実験用の施設と装置を有する総合的な研究施設です。東海道新幹線が走って49年。安全な走行が最も大事ですが、安全性や快適性の向上を図るため、車両の改良、脱線・逸脱防止装置の開発と軌道やトンネル、橋梁の大規模改修工法等の研究が日々行われています。実物大の科学技術実験が、徹底して行われていることを感じました。

その後、三重県鈴鹿市に移動。観光庁を管轄する国土交通大臣として、鈴鹿サーキットで行われたF1日本グランプリの表彰式に参加しました。最高速度が300kmを越える中で繰り広げられるレースは迫力満点。レース終了後には、優勝ドライバーのセバスチャン・ベッテル選手(ドイツ)に優勝トロフィーを授与しました。年間19戦行われるF1シリーズは、トータルで180カ国、5億人以上がテレビ観戦する世界最高峰のモータースポーツイベントです。F1日本グランプリにも、3日間の大会期間中、国内外から約17万人の観客が訪れました。大変盛り上がりました。あの凄まじい音と緊迫感が、何時間たってもズシンと全身に残っています。

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大阪湾.jpg  大阪1011.jpg
10月11日、大阪、神戸に行き、空港と港湾の充実策について、関係者と懇談しました。

まずは空港――。伊丹空港において、新関西国際空港株式会社(平成24年7月1日から関空・伊丹両空港を一体的に運営する会社として発足)の首脳と意見交換しました。関空・伊丹両空港は、関西圏のみならず、西日本全体のゲートウェイとして、ますます重要になります。意見交換では、両空港の統合の効果、これから行われるコンセッションに向けた準備状況を確認しました。民間の活力を最大限活用し、空港の機能向上を図るモデルケースとなる重要なプロジェクトです。

また、神戸港、大阪港を視察。国土交通省では阪神港(神戸港、大阪港)を京浜港とともに「国際コンテナ戦略港湾」に指定、「集貨」「創貨」「競争力の強化」のための施策を集中的に講じています。国が前面に出て推進したいと思います。

大阪では橋本徹大阪市長、松井一郎大阪府知事とも、空港、港湾、さらに南海トラフ地震に備える防災の打ち合わせをしました。

しっかり頑張ります。


プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任。前公明党代表、前党全国議員団会議議長、元国土交通大臣、元水循環政策担当大臣。

現在、党常任顧問。

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