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8日、日本チャリティ協会(髙木金次会長)が主催する「2017アジア・パラアート-書-TOKYO国際交流展」に出席しました。会場は、話題を呼んでいる豊島区庁舎一階の「としまセンタースクエア」です。

この国際交流展は、8年前にオリンピック・パラリンピックの招致活動の一環として企画され、今回、アジア16か国の方々が参加され4回目の開催。障がい者アートのもつ可能性を追求し、2020年に日本を訪れる海外の方々に「書」の魅力を知っていただくことを目標としています。大変意義のある試みです。

オープニング式典では、日・中・韓の書家によるオープニングパフォーマンスが行われ、ダイナミックかつ繊細な実演に、多くの参加者から感動の拍手が送られました。

障がい者の文化芸術活動をさらに推進していきます。

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すがも菊まつり 171107①.jpg  すがも菊まつり 171107②.jpg

6日、晴天のもと、豊島区巣鴨で「すがも中山道菊まつり」の開式の集いが行われ、参加しました。

巣鴨は中山道の最初の立場(休憩所)であり、江戸時代から園芸の里としても愛された伝統と文化の地。「菊まつり」も行われ、浮世絵にも紹介されるほど賑わったといわれております。

「菊まつり」は、平成5年から江戸の伝統文化を伝え残すとともに、街の活性化につなげていこうと、地元の商店会や町会が中心となって開催され、今年で25回目。「すがもの菊」を合言葉に、色とりどりの菊花で会場が彩られています。この日も会場には多くの方が集い、賑わいました。菊まつりは、11月14日まで開催されています。


暗い時代の人々.jpg大正デモクラシーから昭和の戦前・戦中に生き抜いた人々。とくに最も精神の抑圧された1930年~45年の「暗い時代」に「精神の自由」を掲げて戦った人々を描いたという。それは「良心的な文化運動なども圧迫されがちで、軍国主義的色彩は強くなるばかりの時代」「『人権の尊重』『言論の自由』などと説くと、危険思想と言われた暗い時代」「窮屈で、貧しく人が死んでいく時代」であった。

日本人9人の生涯が描かれる。「粛軍演説」「反軍演説」の斎藤隆夫、社会主義運動と女性運動に奔走した山川菊栄、生物学者をめざし、社会運動家として活躍した山本宣治(山宣)、アメリカで恐慌をベルリンでナチスの台頭を見た竹下夢二、日本で初めての婦人の社会主義団体・赤瀾会の創立メンバーで産児制限運動と労働運動に奔走した九津見房子、京都で反ファシズム雑誌を作り支えた斎藤雷太郎と立野正一、マルクス主義哲学者・古在由重、終生のわがまま者にしてリベルタン・西村伊作だ。

世界史の激流と思想の激突、社会の底で苦悶する民衆、女性と権力の弾圧・・・・・・。短編であるがゆえに血がにじみ鮮烈だ。


ボディビル 171105.JPG

11月3、4、5日の週末、地元では「連合町会の運動会」や「町会・自治会の文化祭や音楽祭」「民謡舞踊大会」「北区オープンボディビル・フィットネス選手権大会」「長寿を祝う会」「防災訓練」「中学校の70周年行事」、豊島区の「消防団合同点検」など、様々な行事が行われ、私も参加しました。まさに文化・芸術の秋、スポーツの秋です。

秋らしい青空のもと、多くの方々が街に出て、懇談もできました。

町会の文化祭には、私も写真を出展しました。

防災訓練 171105.jpg 舎人地区運動会 171103.jpg


人生の醍醐味 曽野綾子著.jpg最近までの産経新聞連載をまとめたもの。短いエッセイだが、納得するし何か身体がすっと楽になる。鍛えられた人間の基本、人生哲学。心に刺さるというより、抱えられる。

「求められる『才覚』と『優しさ』」「自立した生活こそ最高の健康法」「人生は何とかなるという魂の強さ」「日本人、ことにマスコミや進歩的文化人や学者は、最近すぐに他人に対して『謝れ』と言うようになった。しかし多くの日本人は、他人に強いて謝らせるという行為の虚しさと思い上がりの醜悪さとを知っていると思う」「悪い言葉だけを禁じても犯罪は防げない。・・・・・・表現力がない人に、人間相手の仕事はできない」「私が最近の日本人について感じるのは、『自分の身は自分で守る』という本能の欠如である」「緊急時に1番に頼れる存在は自分自身なのだ(1番遠い存在である国家に頼るようになった)」「しかし何より大切なのは、他者の不幸をわが身のことのように感じる『同情』の能力なのだ」「不運も不幸もまた一種の財産だ。人間は、涙の中から覚り、知ることがある」「成熟した大人は、分裂した現実に耐え、普通は対立した陰の心理を感じ生きている。しかし日本人には、ひたすらまっすぐ正論を掲げてその道を行けば、必ずゴールに達することができる、と信じている"善意の大人"群が実に多い」「人生で一人も殺さず、自分も自殺しなければ、それだけで大成功だ」「私は、人間は生きている限り、できるだけ働いて当然だ、と思っている」「(閣僚に任命するときに)いざという時の攻め方と耐え方、私生活上の清廉潔白さ、表現力の豊かさなどの上で、何より賢さや徳の有無を見抜け」「最近のマスコミは、自分が人権を守っている人道主義者だということを、幼稚に示すことに熱心である。自分が正しいことを示すために、人を糾弾することも好きだ(「善」だけしか認めない息苦しさ)」「その手の"人道的""弱者に優しい"番組さえ作ればマスコミの世界で非難されることはないのだ」「追及ばかりで議会空転ならお金のムダだ」「"おきれいごと"に愛想を尽かした人たち」「戦争には必ず敵がいるという現実だ・・・・・・その敵にどう対処するかを教えない心情的平和など、まず力を持たない」「安全優先と国際貢献との葛藤」「私は現実を正視する勇気のある人には希望を繋ぐ」「正義、平等、人道主義、反権力などを、はずかしげもなく前面に出して振りかざすのが言論人だと言っている人たちへの対処」・・・・・・。

プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任。前公明党代表、前党全国議員団会議議長、元国土交通大臣、元水循環政策担当大臣。

現在、党常任顧問。

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