「日本人への警告」と副題にあり、かつては類似性があるとされたドイツと日本だが、現在の世界情勢のなかでの日本の位置に論及している。2011年以降にフランスの雑誌やインターネットサイトに掲載されたインタビューをまとめている。
「冷戦崩壊と欧州統合が生み出した"ドイツ帝国"」「EUの東方拡大によってドイツは良質で安い労働力を活用し、経済を復活させ、ヨーロッパを支配するに至っている」「EUとユーロは欧州諸国民を閉じ込め、ドイツが一人勝ちするシステムと化している」「ウクライナ問題の原因はロシアではなくドイツ」「自ら進んでドイツに隷属するようになったフランス」「ユーロを打ち砕くことができる唯一の国、フランス」「富裕層に仕える国家」「ユーロが陥落する日」・・・・・・。発言はかなり激しい。
「バカ力を身につけて、人生をもっとラクに生きましょう」ということ。完璧をめざさない強さ。楽しく生きる力。ストレスフルな毎日を、ユーモラスな毎日に変える力のこと。バカ力を存分に発揮しているとして、鈴木奈々がたびたび登場する。
心理学の「ピグマリオン効果」「プラセボ(偽薬)効果」「ミラーリング効果」「宣言効果」「ゲインロス効果」「ジェームズランゲ説」などを使い"バカ力"を語る。「臨床心理士とは"人を変える"のではなく、いかにクライアントの心に寄り添えるかだ」と述べる。
「おバカは裏表がない――そんな器用なことはできないから」「おバカは褒め言葉を全力で受け止める――本音と建前がわからないから」「おバカの周りには自然と人が集まってくる――癒されるから」「おバカは変なプライドがない――プライドをもつきっかけがなかったから」「おバカは人とすぐ仲良くなれる――警戒心がないから」「おバカは争わない――どうせ負けるから」「おバカは疲れない――好きなことしかやらないから」「おバカは根拠のない自信がある――自分の人生を生きているから」・・・・・・。
「おバカはありがとうを多用する。"すみません"ではなく"ありがとう"を」。「プラスマイナスの言い換えリスト」の「わがまま→マイペース、ぶれない」「変わっている→個性派」「細かい→几帳面、よく気がつく」なども面白い。
