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香川・坂出市長が太田国交相に

公明党の山本ひろし参院議員（参院選予定候補＝比例区）は24日、香川県坂出市の綾宏市長と共に、国土交通省に太田昭宏国交相（公明党）を訪ね、坂出北インターチェンジ（IC）のフルインター化を要望した。公明党の若杉輝久・坂出市議が同席した。

席上、綾市長は、本州四国連絡橋の根元に位置する坂出北ICについて、本州方面との出入りだけに限られている点を指摘。大規模災害時、坂出港などから四国各地へ緊急物資や備蓄資材を輸送できるよう、四国方面ともアクセスできるフルインター化を求めた。

太田国交相は、地元の合意形成を前提に前向きな考えを示した。

実感できる景気回復めざす
自公党首が確認

安倍晋三首相（自民党総裁）と公明党の山口那津男代表は２５日昼、首相官邸で懇談し、参院選での与党過半数の獲得をめざして協力を深めるとともに、経済政策に国民の期待が大きいことから、連立政権の経済再生に向けた取り組みをアピールしていく方針を確認した。

この中で、自公両党首は「（与党の）強みは経済に対する取り組みだ。経済指標などを把握して直近のデータを国民に示し、具体的な説得力のある分かりやすい説明に努めていく」との考えで一致。経済再生の取り組みは着実に前進しているものの、国民や中小企業に実感がなかなか行き渡っていないとして、「今後、実感を持ってもらえるよう努力する」ことも確認した。

また、秋の臨時国会に関しては、投資促進減税など成長戦略を実行するための施策について参院選後に検討することとした。

懇談には自民・石破茂、公明・井上義久の両党幹事長のほか、菅義偉官房長官、太田昭宏国土交通相（公明党）が同席した。

神戸市長が太田国交相に

太田昭宏国土交通相（公明党）は２０日、国交省で矢田立郎神戸市長らと会い、２０１４年度の国家予算に関する政策要望を受けた【写真（下）】。公明党の山本かなえ参院議員（参院選予定候補＝比例区）が同席した。

矢田市長は、神戸空港の発着枠拡大などによる利便性の向上や、神戸港のコンテナターミナルの整備で国際競争力を強化することなどを要望した。

ＢＣＰ協議会が国交相に要望

太田昭宏国土交通相（公明党）は２０日、国交省で全国ＢＣＰ（事業継続計画）推進協議会の矢野秀和会長らから、市街化調整区域への石油備蓄設備の設置認可に関する要望を受けた。公明党の山本かなえ参院議員（参院選予定候補＝比例区）が同席した。

矢野会長は、東日本大震災による津波で東北沿岸地域の製油所などが失われ、石油の供給体制に支障を来したと指摘。災害時の安定した石油供給に向け、都市計画法による規制の緩和などによって、市街化調整区域を含めた広い範囲で石油備蓄設備を設置できるよう求めた。

太田国交相に要望　公共の場で使いやすく
普及応援の会と山本かなえさん

太田昭宏国土交通相（公明党）は20日、国交省で、子育て中の母親らでつくる「ベビーカーマークの普及を応援する会」から、公共施設などでベビーカーの利用に配慮した取り組みを進めるよう要望を受けた。公明党の山本かなえ参院議員（参院選予定候補＝比例区）が同席した。

同会の島真紀・代表代行は、「子育てに思いやりのある環境づくりを進めてほしい」と述べ、自治体や鉄道事業者などが取り組むべき施策を提案。具体的には、（1）ベビーカーの全国統一マークの創設・普及（2）ベビーカー利用者の「マナー向上」に向けたPR強化（3）バス車内でベビーカーを固定する車輪ストッパーの整備促進（4）商業施設などでベビーカー利用者を優先した「おもいやりエレベーター」の設置―などを求めた。

太田国交相は「（鉄道などの）事業者の理解を得ながら、ベビーカーに関するルールづくりを進めたい」として、近く関係省庁などによる協議会を立ち上げ、具体策を検討する考えを示した。