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九州北部豪雨から間もなく1年 復旧・復興の加速へ

2013年6月13日

社会資本の強化めざす
太田国交相が小川知事と会談
河川整備方針の見直しなど協議
福岡県


昨年7月に発生した九州北部豪雨から、間もなく1年を迎える。太田昭宏国土交通相(公明党)は5月25日、福岡市内で小川洋福岡県知事と会談。豪雨災害からの復旧・復興に関する要望書を受け取り、今後の対策について意見を交わした。

会談の席上、小川知事は同県筑後地域の復旧状況を写真で示しながら説明。「復旧工事は全体の約4割が完了している」と述べ、早期の完全施行をめざす考えを強調するとともに、災害の再発防止や被害の軽減策に対する支援を求めた。

具体的には(1)矢部川(1級河川)激甚災害対策特別緊急事業など国事業の着実な推進(2)県内河川の改良復旧事業などの推進に対する支援(3)矢部川水系河川整備基本方針の速やかな見直し――の3項目。

首都高 老朽化対策探る

2013年6月13日

空中権 0613.jpg太田国交相が視察 「空中権」構想も有効

太田昭宏国土交通相(公明党)は12日、首都高速都心環状線で、供用開始から50年近く経過した築地川区間(東京都中央区)における老朽化の現状を視察し、再生の在り方などを探った。

同区間は、擁壁部分の鉄筋のはく離などで損傷しているほか、急カーブが連続する箇所で交通事故も多発している。一方、区間の半地下部分にふたをし、その上部を「空中権」として周辺地権者らに売却して利用する構想も検討されている。

案内した首都高速道路株式会社の菅原秀夫社長らは首都高速全体で、老朽化によって補修すべき箇所が10万件に上ると説明。さらに、同区間近くのホテルや区役所が築40年ほど経っているとして、「周辺の商業地域の再開発と併せて整備する必要がある」と述べた。

視察後、太田国交相は、「老朽化対策と空中権を一緒に行うことは有効。都市再生に向けた効果的なプランをつくりたい」と述べ、都や同社などと協議して具体化する考えを示した。

観光立国へプログラム

2013年6月12日

ビザ緩和など 訪日2000万人を目標
太田国交相が発表


太田昭宏国土交通相(公明党)は11日、閣議後の記者会見で、日本を訪れる外国人旅行者数を現状の倍以上となる2000万人まで増やすことをめざす観光立国実現のための「アクション・プログラム」を発表した。同日に開かれた政府の観光立国推進閣僚会議で取りまとめた。

アクション・プログラムは、(1)日本ブランドの発信(2)ビザ要件の緩和(3)外国人旅行者の受け入れ改善(4)国を挙げた一体的なMICE(国際会議やイベントなど)誘致体制の構築―の4分野で構成。日本ブランドを発信するために海外で放送枠を確保することのほか、今年夏までにタイとマレーシア向けのビザを免除するなど東南アジア諸国から訪れる観光客のビザを大幅に緩和する。

太田国交相は、「わが国の優れた観光資源のポテンシャル(潜在力)を生かし、世界の人たちを引きつける観光立国を実現する」と強調。今後、国交省を中心に着実に実施していく考えを示した。

沖縄観光で日本けん引

2013年6月 9日

太田国交相の指示受け 振興会議設置、初会合
速やかな実現に驚きと感謝の声
那覇市


国と沖縄県、地元の観光関係事業者らでつくる「沖縄観光振興会議」の初会合が4日、那覇市の沖縄総合事務局内で開かれ、活発な意見交換が行われた。同会議は、沖縄の観光振興を観光立国実現への推進力とするため、太田昭宏国土交通相(公明党)の指示を受けて設置されたもの。

太田国交相が先月11日、沖縄を訪問した際に地元の観光業界から要望を受けて、同会議の設置・開催を明言していた。会合では「早速開催していただき、ありがたい」(仲井真弘多知事)と、速やかな実現に驚きと感謝の声も上がった。

2012年度の沖縄の入域観光客数は592万人で、観光収入は3997億円に上る。1972年の本土復帰時と比べて約11倍に拡大するなど、沖縄観光は比較的順調に推移してきている。

同会議では、沖縄の観光振興を日本全体の観光発展をけん引する"エンジン"と位置付け、さらに推進していくための戦略を地元の意見を聞きながら協議していく方針。

観光庁は訪日外国人旅行者(インバウンド)の拡大に力を入れており、目標はインバウンド1000万人の達成。その後はさらに2000万人の高みもめざしている。沖縄の観光振興を目標達成への一助にしたい考えだ。

太田国交相は先月、那覇市内で記者団に対し、「インバウンド1000万人に取り組むためにも、国全体が沖縄観光にどれだけ真剣に取り組めるかが非常に大事だ」と強調。「沖縄観光振興会議を立ち上げたい」と述べ、同会議の実現に強い意欲を示していた。

妊婦に優しい社会へ

2013年6月 8日

マタニティ 公明新聞.jpgマタニティマーク JR東など普及式典
太田国交相、松さん


JR東日本などは7日、周囲の人に妊婦への配慮を促すマタニティマークの普及促進セレモニーを東京都内で行い、鉄道を利用する妊婦への優しい気遣いを呼び掛けた。これには太田昭宏国土交通相(公明党)と公明党の松あきら副代表が出席し、同マークの普及・推進に取り組んできたことを紹介した。

式典では、同マーク普及アンバサダー(大使)の認定式が行われ、女優で1児のママでもある伊藤裕子さんに対して太田国交相からアンバサダー認定のたすきが掛けられた。伊藤さんは妊娠中、同マークをかばんに付けていたことで電車で席を譲ってもらえた自身の経験に触れ、「皆さんにマタニティマークを知っていただけるように頑張りたい」と語っていた。

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