最新情報一覧NEWS
国道の通行再開を早く
山本香苗さんら同席 福井県が国交相に要望
太田昭宏国土交通相(公明党)は17日、国交省で福井県の西川一誠知事らと会い、台風18号による豪雨災害の早期復旧支援などに関して要望を受けた。
公明党の山本香苗参院議員と石橋壮一郎同県本部代表(県議)が同席した。
西川知事らは、台風18号に伴う豪雨で、降り始めからの雨量が500ミリを超え、県内各地で河川の氾濫や土砂崩れなどの被害をもたらしたと報告。その上で、のり面崩壊により通行止めとなった敦賀市の国道8号の早期復旧や、県内の半島部における土砂災害対策の強化に向けた支援などを求めた。
太田国交相は「要望にしっかり応えたい」として、国道8号の早期復旧などを進める考えを示した。
防災技術を海外へ
タイ、ベトナムと覚書交わす
太田国交相が会見で報告
太田昭宏国土交通相(公明党)は17日の閣議後会見で、11日から14日にかけてタイとベトナムを訪問した際、両国とそれぞれ「防災協働対話」の実施に関する覚書を締結したことを報告した。
「防災協働対話」は、日本が誇る防災インフラの海外展開に向け、新興国と産官学レベルで継続的な協力関係を築く枠組み。先月12日にも太田国交相は、ミャンマーと枠組み構築で合意している。
席上、太田国交相は、洪水被害が多いタイ、ベトナム両国の防災対応力向上のため、洪水予測やダムの効果的運用など日本の技術を生かせる点を指摘。覚書の締結で「協力関係を築こうとなったのは非常に大きい」と強調した。また、防災分野の協力進展に加え、高速鉄道などのインフラ整備や、観光交流でも「両国との相互理解が深まった」と述べた。
一方、太田国交相は、2027年に予定するリニア中央新幹線(東京―名古屋間)の開業時期を20年の東京五輪に間に合わせる可能性について「10年以上の工期を要する。部分開業や開業時期の大幅前倒しは難しい問題」との認識を示した。
タイに新幹線導入を
太田国交相 運輸相にアピール
【バンコク時事】太田昭宏国土交通相は12日、タイのチャチャート運輸相とバンコクで会談し、タイ政府が全国規模で進める方針の高速鉄道整備計画で、日本の新幹線システムを採用するよう働き掛けた。太田国交相は会談で、高速鉄道計画について「日本は大いに協力できるし、意欲も持っている」と表明、新幹線の導入に当たってはタイの実情に合わせて柔軟に対応していく考えを伝えた。
これに対しチャチャート運輸相は、さらなる検討のため、新幹線導入に伴う経済的・社会的影響などに関して報告書を提出するよう要請した。
羽田空港跡地利用で要望受ける
太田国交相
太田昭宏国土交通相(公明党)は9日、国交省で東京都大田区の松原忠義区長らと会い、羽田空港の沖合展開などにより発生した跡地の利用に関する要望を受けた。これには、公明党の藤井一都議が同席した。
席上、松原区長は、国際戦略総合特区に指定された空港跡地第1ゾーンに、国内外の企業をつなぐ産業交流拠点を整備する計画の実現に向け、国の協力を求めた。太田国交相は、都や区と連携していく考えを示した。
このほか、松原区長は、京急空港線と東急多摩川線を結ぶ新空港線「蒲蒲線」整備への支援を要請。騒音被害が問題となっている、羽田空港のA滑走路北向き離陸左旋回飛行の早期廃止も訴えた。
長崎県知事が道路整備求める