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人命救助へ万全期す

2013年9月 2日

0902ohta.jpg太田国交相が強調

防災の日の1日、大地震に備えた防災訓練が各地で行われた。

国土交通省では同日午前、南海トラフ巨大地震の発生から27時間後を想定した同省緊急災害対策本部による会議の運営訓練が実施された。

訓練では、太田昭宏国交相(公明党)を同本部長として、甚大な被害が予想される中部地域の地方整備局のほか、観光庁、気象庁、海上保安庁などと連携を密にしながら、被災状況やその後の対応方針を確認した。

この中で太田国交相は、道路、港湾、航空による緊急輸送路の確保や、被災者救援のための応急対策に全力を挙げることなどを指示した。終了後、記者団との質疑で「人命救助に焦点を当て、一つ一つ点検しながら(南海トラフ巨大地震の)想定と対策に万全を期したい」と強調した。

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