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避難路の橋を安全に
2013年9月 4日
公明の尽力で実現
新志茂橋の耐震補強が完了
東京・北区
東京都北区で進められていた新志茂橋(旧志茂橋)の耐震補強工事が、このほど完了した。
志茂5丁目の新河岸川に架かる旧志茂橋は、荒川河川敷に通じる河川管理用道路として利用され、震災時には地域住民が広域避難場所に指定された荒川河川敷に向かう重要な避難路となる。
しかし、工事用の仮橋として建造された経緯から、大規模地震に対する耐震性が十分ではない。このため、公明党の太田昭宏衆院議員(現国土交通相)、青木博子区議らは2007年、地域住民1886人の署名を添え、早期架け替えを国土交通省などに要望した。
これを受け、一時は架け替え計画が動き始めたが、民主党政権になってから計画は中断。公明党は11年10月、あらためて早期実現を求める要望書を国交省に提出し、架け替えや改修などの計画を早急に示すよう求めていた。
この結果、落橋防止装置の設置や道路の擁壁保護による耐震補強をはじめ、夜間に停電になっても照明が消えないよう自家発電機への接続、橋上の段差解消などが実現。同時に、橋の名称を志茂橋から新志茂橋へと変更した。